高齢者の歯や入れ歯の手入れはどのように行えばいい?

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高齢者の歯や入れ歯の手入れはどのように行えばいい?

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年を重ねる、部分入れ歯が
必要となるケースも多くなりますが、

正しい使い方をしないと口内が傷ついたり、
不潔になったりと、逆効果になりかねません。

そこで今回は使用する際の
注意点をお伝えします。

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高齢者の歯の手入れはどうする?

人間の永久歯の数は、
親知らずを除いて全部で28本ある。

ですが、厚生労働省の調査によると、
70歳を過ぎると歯の平均本数は
20本を下回ってしまいます。

では高齢になると、
なぜ歯が抜けるのかというと、
歯周病や虫歯製です。

とくに歯周病は、年齢と共に進行し、
40歳以降に急速に歯を失う大きな原因になります。

歯が抜けたままになっていると、
どういった問題が起こるのでしょうか?

残った歯が動いてしまうことで、
歯並びが乱れ、歯周病も悪化しやすくなります。

それに伴い、口の中だけではなく、
生活の質にも悪影響を及ぼしてしまいます。

具体的には、
1.食べ物をきちんと噛めなくなる
2.表情がゆがんでしまう
3.発声が不明瞭になる

などです。

思うように食事や会話ができないと
行動が消極的になり、
高齢者の引きこもりの遠因にもなります。

部分入れ歯を用いることで、
こうした悪影響を最小限に防ぐことができます。

高齢者の入れ歯の手入れはどのようにする?

部分入れ歯を実際に入れる手順としては、
型取りした歯型をもとに、

歯科技工所が1~2週間ほどかけて、
入れ歯を作製します。

歯科医院で実際に患者が部分入れ歯を装着し、
付け具合など微調整していきます。

部分入れ歯ではなく、
両隣の歯を土台に人工の歯を固定する
「ブリッジ」を装着する選択肢もあります。

ただし、土台となる両側の歯を
削る必要があるので、

まずは費用の安い部分入れ歯を
試してみるのも一つの考えです。

部分入れ歯を使う際の注意点としては、
清潔さを保つのが何より大切です。

取り外してブラッシングする際は、
通常の歯ブラシではなく、
入れ歯用ブラシを使うことが大切です。

注意したいのは、一般的な
チューブ入り歯磨き剤は使わないことです。

研磨剤が入っていて、
入れ歯の樹脂部分に細かい傷を付け、
臭いや雑菌の温床になる恐れがあります。

入れ歯専用の歯磨き剤を使うか、
流水でブラッシングしましょう。

就寝時には外して清潔な水に漬け、
除菌消臭効果のある漬け置きタイプの
洗浄剤を使うのもおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
セルフケアだけではなく、

入れ歯や残っている歯の清掃が
不十分になります。

自覚症状がなくても定期的に歯科を受診し、
専門家の清掃を受けてくださいね。

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