家庭用の国産小型発電機を比較 ホンダ、ワキタ、三菱重工
近年は自然災害が続き、一部地域では
大規模な停電も発生していますよね。
日頃の備えが重要性を増す中、
特に再認識されているのが
家庭用の小型発電機です。
そこで今回は国産の家庭用小型発電機を
比較してまいります。
家庭用の国産小型発電機を比較 ホンダ ワキタ
発電機は長時間使えるガソリン燃料タイプと、
手軽に燃料補給ができるカセットボンベタイプなどがあります。
スマートフォンやパソコンなど
精密機器の充電に対応する機種
(10万~20万)が便利です。
電源の届かないキャンプ場や、
野外での電動工具を使う作業でも活用できます。
ホンダの「EU9iGB(エネポ)」は
カセットボンベ2本で充電するタイプです。
大型キャスターと折りたたみハンドルが付いていて、
キャリーバッグのように手軽に持ち運びできます。
ホンダ:EU9iGB(エネポ)
希望小売価格:11万円前後(税込み)
建設機械商社のワキタが販売する「HPG2300iS」は、
定格出力が2.3キロワットとハイパワーで、
電動工具やホットプレートなども
ストレスなく使用できます。
タンク容量は4リットル(ガソリン)で、
連続運転時間は約7時間です。
ワキタ:HPG2300iS
希望小売価格:15万前後(税込み)
家庭用の国産小型発電機を比較 三菱重工
2002年に業界で初めてガス燃料の小型発電機を
販売した三菱重工業の「MGC900GB」は、
鍋料理などで使うカセットコンロ用の
ガスボンベ2本で発電し、
約1時間電気を使えます。
三菱重工業:MGC900GB
希望小売価格:90000円前後(税込み)
ヤマハ発動機の「EF900」は、
作動時の騒音レベルにおいて、
しずかな事務所並の50デシベル以下を実現しました。
本体の重さは12.7キログラムと
片手で持ち運びやすい設計です。
燃料タンク容量2.5リットル(ガソリン)で、
連続運転時間は約12時間と、
緊急時に力を発揮できそうです。
ヤマハ発動機:EF900
希望小売価格:80000円前後
まとめ
いかがだったでしょうか?
災害が起こった地域では、
小型発電機は品薄状態が続きますが、
一方、小型発電機を使用していた高齢者が
一酸化炭素中毒で死亡する事故も相次いでいます。
そのため、経産省では、
屋内での発電機の使用は絶対にやめてほしいと
注意を呼びかけていますので、
ガソリン仕様の場合は、
燃料管理にも十分注意してくださいね。
関連記事:防災ポーチで持ち歩きたいものの中身と防災ホイッスルの比較
地震のときのペットの避難対策やそのための備えやグッズは?