介護施設のショートステイとは?利用の仕方や流れ、気をつけることは?

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介護施設のショートステイとは?利用の仕方や流れ、気をつけることは?

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自宅で高齢者を介護するのは大変ですが、
家族が都合で世話をできなかったり、

休息をとったりするときに頼りになるのが
介護保険サービス「ショートステイ(短期入所生活介護)」です。

そこで今回は、
ショートステイとはどんなものか、

また、利用の仕方やながれ、
ステイ先を選ぶ上で気をつけることについて
お伝えてまいります。

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介護施設のショートステイとは、利用の仕方や流れは?

ショートステイは、
家族の負担軽減が主な目的です。

要支援と要介護の人が対象で、
最長30日連続して利用できます。

利用を希望する際には、
ケアマネージャーを通じて
施設に申し込むケースが一般的です。

一般的に人気が高いサービスなので、
早めの予約を心がけましょう。

介護者の急病や葬儀への参列など、
突発的に利用が必要になった場合は

緊急用の空きベットを
紹介してもらえることもあります。

費用は要介護などでことなり、
一例としては課税世帯の
要介護3の人が2泊3日利用した場合、

介護保険の事故負担分(1割)と滞在費、
食費などの実費を含めて
計8500円が必要となります。

施設によっては、
たん吸引などの医療的なケアが
必要な人は利用できないこともあります。

医療的なケアが必要な人向けに、
老人保健施設などが行う

「短期入所療養介護」という別の種類の
ショートステイがある
ので、
利用を検討してみましょう。

もし、「自分が楽をするために行かせている」
利用を迷ったり、

心苦しく思う家族も
多いかもしれませんが、
高齢者自身にもメリットはあります。

介護福祉士さんが24時間耐性で
生活状況を確認することで、

より良い介護方法が
見つかることもあるからです。

プロの介護を受けて、快適に落ち着いて
過ごせることもありますので、

上手に活用することで
無理なく介護を続けられます。

●ショートステイの利用の仕方※
初めての場合    2回目以降
  ↓          ↓
利用相談        ↓
ケアマネージャーにショートステイの利用を相談。
2~3ヶ月前から受け付を始める施設が多いので、
早めに相談する     ↓
  ↓          ↓
申し込み        ↓                   
ケアマネージャーが施設に連絡。
施設が空き状況などを確認して、
利用の可否を決定。   ↓ 
  ↓          ↓  
面接・契約       ↓   
施設の担当者が     ↓      
自宅を訪問。      ↓   
利用者サービス内容を  ↓    
確認、生活状況や要望を ↓  
伝えた上で契約する。  ↓  
  ↓          ↓
     利用開始

※施設などによって異なる場合があります。

介護施設で気をつけることは?

では、ショートステイの施設を選ぶ上で
何に気をつければよいのでしょうか?

施設探しをするタイミングとしては、

「介護疲れが限界」
「外せない出帳がある」といった

切羽詰まった状況ではなく、
余裕のある時がよいでしょう。

事前の見学で利用する
本人に合う施設かどうか確認てきますし、

施設に慣れるまでは、
不安から帰宅願望が募り、

利用を中止せざるを得ない
可能性も少なくないからです。

見学では設備だけでなく、
職員が丁寧に利用者に接しているか、

利用者が落ち着いて
過ごしているかなども見てください。

賑やかな施設もあれば、
静かな施設もありますが、

本人がリラックスして
過ごせる環境かどうかが大事です。

同じ施設でデイサービスも行っている場合、
まずそれを利用して置くのもお勧めです。

施設の雰囲気が分かり、
職員に慣れることもできま。

転倒防止などを重視した
手厚いケアを望みたい、

自宅で自立した生活を
続けられるよう支援してほしいなど、
希望は家族ごとに様々です。

施設が何を大事にしているかも
聞いた上で、一緒に最良の介護を
考えてくれるところを見つけてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ショートステイは高齢者が
一時的に施設に宿泊したり、

介護の専門職に生活状況を
チェックしてもらえるなど、
高齢者自身にも良い点がありますよね。

レクリエーション中心の
デイサービスと違い、

自宅で生活するように
思い思いに過ごしてもらえるのが、
介護する側にとっても嬉しいところです。

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