子供に手洗いの習慣をつけさせるには歌いい?いつからが適切?
インフルエンザなど
感染症が気になる季節は、
予防のための手洗いが大切ですよね。
そこで今回は子供の年齢に合わせて
楽しく手洗いの習慣を身につけさせるには
どうすればよいのかについてお伝えしてまいります。
子供に手洗いの習慣をつけさせるには歌いい?
国連児童基金(ユニセフ)などは、
10月15日を「世界手洗いの日」と定めて、
手洗いの大切さを呼びかけています。
世界で子供がなくなる理由は
肺炎や下痢などが多く、
予防には手洗いが効果的です。
石けんで正しく洗うことは、
健康のために子供自身が
できることの一つです。
日本ユニセフ協会では、
3歳から高校生までの
子供200人に行った調査では、
十分に洗えてる箇所と
洗えていない箇所に
差があることがわかりました。
例えば、手のひらや手の甲は、
いずれの年代でもほぼ全員が
きちんとと洗っていましたが、
親指の周りを洗っていた子供は18%、
爪は14%しかいませんでした。
洗う時間も、正しく洗うには
20秒ほど必要とされていますが、
3割以上の子供は10秒未満でした。
10~20秒という子供と合わせると
7割を超えています。
そこで洗い残しがないようにする
工夫も広がっています。
花王はオリジナル曲
「あわあわ手洗いのうた」を作り、
ウェブサイトで公開しています。
「おねがい おねがい カメさん カメさん」などの
歌詞に合わせ、
手のひらを合わせたり、
手の甲をこすったりすることで
洗い残しを防ぎます。
●カメのポーズ
親子のカメのように、
両手を重ねて組み、
指の間をこすって洗う
●バイクのポーズ
親指の付け根のところから
反対の手で握り、バイクのスロットルを
操作するように前後にぐるぐる動かして洗う
子供の手洗いはいつからが適切?
家庭で子供に手洗いを促すときは、
年齢によって洗面所に踏み台や
ハンドソープなどを用意しましょう。
ハンドソープは泡タイプで、
子供でもポンプを押しやすく、
倒れにくいものを選びましょう。
1歳半ほどになって3分ほど
立っていられるようになったら、
まずは親が後ろから支えて手を洗いましょう。
2歳半から3歳くらいになれば、
手を洗う理由も理解し、
両手を組み合わせるなど手洗いのための
動きもスムーズになっていきます。
食事やおやつの前、帰宅時、
トイレの後など手を洗うタイミングのほか、
洗い終わったら自分用のタオルで
手を拭くことも伝えるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まずは親が手を洗う手本になり、
それを見せて、子供ができたら
まずは褒めましょう。
そうすることで、
楽しく習慣づけられるといいですね。
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