高齢者の食事で栄養管理に気をつけるには?管理栄養士のアドバイスも受けられる?

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高齢者の食事で栄養管理に気をつけるには?管理栄養士のアドバイスも受けられる?

高齢になると、生活習慣病や
食欲低下などから、食生活の改善が
必要なことも多いですよね。

介護保険や医療保険には、
管理栄養士が訪問して、

栄養管理についてのアドバイスを
受けられるサービスもあります。

そこで今回は、高齢者の食事で
栄養管理に気をつけるところや

高齢者の食事の指導を管理栄養士から
受ける方法やその内容について
お伝えしてまいります。

  

高齢者の食事で栄養管理に気をつけるには?

生活習慣病などを防ぐために、
高齢者の「低栄養」問題が指摘されていますが、

体を動かさくなったり、
配偶者に先立たれたり、

様々な要因で食事の量が減ると、
たんぱく質に限らず、

ビタミンやミネラルなどの栄養が
全体的に不足しがちなります。

準備や片づけがおっくうになったり、
食事をとらなくなったり、

メニューが単調になったりする
傾向もあります。

こうした問題点を踏まえ、
1日3回の食事のうち、

2回はご飯などの主食と主菜、
副菜の3品がそろった食事をとるようにしましょう。

1日の食事に肉、魚、卵などの
たんぱく質を含む食品5種類
と、

野菜、イモ類、果物などビタミンや
ミネラルがとれる食品5種類

計10種類がそろっていることが
バランスの良い食事目安です。

また、酸味や甘味のある調味料や
香辛料を使って、塩分の取り過ぎを防ぐ、

具材を細かくして食べやすくする
といった工夫をしたり、

片付けの手間を省くため、
ひと皿に盛り付けるのもおすすめです。

●高齢者の食事の手間を省く工夫
買う
近くのコンビニエンスストアや
個人宅配サービスなどを利用

しまう
冷凍庫などに作り置きを滋養日したり
小分けして冷凍したりする

片付ける
片付けの手間を省くためにひと皿に盛り付ける

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高齢者の食事で管理栄養士のアドバイスも受けるには?

訪問による栄養指導は、
要介護認定を受けた通院が難しい人に、

医師や薬剤師らが療養上の管理・指導を行う
介護保険の「居宅療養管理指導」の一つです。

管理栄養士は医師の指示書に基づき、
糖尿病や腎臓病などで食事の管理が必要な人や、

栄養状態の悪い人の自宅を訪れて、
月2回を上限に1回30分以上の指導を行います。

利用料は地域ごとに異なり、負担割合が1割の場合、
東京都内での自己負担額は1回540円前後です。

要介護者以外でも、医師が必要と認めた場合には、
医療保険で同様のサービスを受けられます。

本人だけでなく、食事の用意を家族や
ケアマネージャー、ヘルパーらが
指導を受けることもあります。

指導内容を家族やヘルパーらと
共有することで、

栄養士が訪問しない間も継続して
実践するように促してもらえます。

実際に台所に立って、
具体的な調理法の指導を行うこともあります。

指導では、これまでの食習慣を聞き取り、
「塩分が多い」「間食が多い」など

問題点を洗い出し、
改善プランを立てます。

減塩タイプの調味料を薦めたり、
スーパーやコンビニエンスストアで

手軽に買える調理済み食品の
活用を助言してもらえます。

なるべく負担にならず、
かつ食事の満足度を下げずに進めるのが大切です。

定期的に栄養士が訪れることで、
気持ちに張りが出て食生活の改善に
つながることも期待できますね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

食事や栄養の管理を全て自分や
家族で行うのは大変ですし、

理想を求めるあまりかえって
食事をすること自体に

苦痛を感じるようになってしまいますので、
地域や大手の配食サービスを利用してもいいですよ。

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