キャッシュレス決済の仕組みやメリット、リスクは?

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キャッシュレス決済の仕組みやメリット、リスクは?

スマートフォンの普及にともなって、
現金を使わずに買い物ができる

「キャッス決済」が広がっていますが、
世界に比べるとまだまだ日本は遅れ気味です。

そこで今回は、
キャッス決済の仕組みやメリット、
リスクや注意する点について
お伝えしてまいります。

  

キャッシュレス決済の仕組みやメリットは?

日本のキャッシュレス決済は、
これまで主に2種類でした。

1つ目はクレジットカードで、
買い物の代金をカード会社が立て替えて、
後で本人の銀行口座などから引き落とします。

2つ目は電子マネーで、カードなどに
事前入金(チャージ)しておく方式
が主流で、
JR東日本の「Suica(スイカ)」などが有名です。

最近、3つ目の方式として
注目されているのがQRコード決済です。

お店が掲示するQRコードを客が
スマホのアプリで読み取り、

金額を入力すればお店に
代金が振り込まれます。

逆に客がスマホに表示したQRコードを
お店が読み取る方法もあります。

クレジットカードのように
読み取り機を設置しなくてもよく、
お店も導入するのが簡単です。

キャッシュレスが主流になると、
財布に多くの現金を入れておく必要はありません。

何にいくら使ったか後で確認でき、
代金に応じてポイントをもらうサービスも
受けやすくなります。

お店にとっても、レジ打ちや
閉店後に現金を数える手間が省けます。

人口の減少が予測される中、
働き手の不足を補うメリットもあります。

●主なキャッシュレス決済の種類
クレジットカード
クレジットカード→クレジットカード会社→レジ
主に後払い
VISA、JCBなど...

電子マネー
スマホアプリ→レジ
主に前払い
ICOCA、nanacoなど...

QRコード
スマホのQRコード→銀行口座→レジ
支払い時期は様々
楽天ペイ、ペイペイなど...

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キャッシュレス決済のリスクは?

ただ、キャッシュレス決済は、
強盗などの犯罪が少なく、

コンビニで簡単に現金がおろせる日本では、
他国ほどは広がっていません。

家計でのキャッシュレス決済の割合は、
日本の約20%に対して、

韓国は100%近く、
イギリスは約70%、
中国は約60%に上ります。

2020年東京五輪・
パラリンピックが近づく中、

訪日外国人の中には「買い物が不便だ」
という声も聞かれます。

キャッシュレス化が進めば、
買い物がしやすくなって、
経済は活性化されるますが、

暗証番号が漏れたり
相手の確認を怠ったりすると、

簡単にお金が奪われる恐れがありますので、

お金のやり取りには、
これまで以上に注意が必要になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

政府はキャッシュレス決済の割合を
2025年までに40%にする目標を掲げており、

2019年10月に予定される
消費税引き上げの後、

キャッシュレス決済の利用者には、
利用額の一部をポイント還元する方針です。

民間企業では、顔の形や指紋で
本人確認して決済する実験も進んでいますので

いずれ全ての支払いを、手ぶらで
済ませられる時代がくるかもしれませんね。

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