甘酒を水筒と温度計なしで手作りするには?活用や保存の方法もご紹介

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甘酒を水筒と温度計なしで手作りするには?活用や保存の方法もご紹介

体調を崩しがちな季節に、
甘酒が手作りできると

体を健康に保つのに
役立ってくれそうですよね。

甘酒は優しい甘みも
もちろん魅力的ですが、

「飲む点滴」と言われるほど栄養な飲み物です。

そこで今回は、甘酒を水筒と
温度計を使用せずに手作りする方法と、

手作りした甘酒の活用や
保存方法についてお伝えしてまいります。

  

甘酒を水筒と温度計なしで手作りするには?

甘酒は古くから栄養価の高い発酵食品として、
庶民に親しまれてきました。

ブドウ糖やビタミンB郡、必須アミノ酸、
オリゴ糖などが含まれており、

消化もよいので不調な時や
元気を出したい時にお薦めです。

手作りする方法は色々ありますが、
保温機能付きステンレスボトルで
作る方法が手軽です。

温度計を使用すれば
失敗することはありませんが、

温度計がない場合でも
手作りすることは可能です。

甘酒の材料は米麹(乾燥)と
約60度のお湯だけです。

麹菌の酵素がでんぷんを
糖に変える働きを利用して作ります。

酵素が活発化しする温度は
60度から50度ぐらいで、

65度以上だと働かず、50度を下回ると
酸味が出てしまいます。

温度計がない場合の
60度のお湯の作り方ですが、

まず水を沸騰させ、
そのお湯と同量の水を入れて
火を止めるだけでOKです。

ただ、冬場は水道水が
室温より下がっていますので、

水道水をそのまま入れると
お湯の温度が下がりすぎてしまいますので、

汲んでから5分程度おいて
室温にしてからお湯に加えてください。

この時、60度のお湯に指で触れてみて
熱さを覚えておきましょう。

●甘酒の材料(450~500cc用のステンレスボトルで作れる量)
米麹(乾燥)150g
お湯(60~62度)300cc
温度計がない場合は150ccの湯を沸かして、
 150ccの常温の水を加えて作ります。

米麹は手でほぐします。
つぶつぶ感が苦手な人は、
あらかじめフードプロセッサーで
細かくしておきましょう。

ボトルに熱湯(60度にする必要はありません)を
たっぷり注いでふたをし、
容器内を温めます。

湯を捨てて米麹と約60度の湯を入れ、
ふたをして軽く振り混ぜて、
温かい場所に約8時間置きます。

3~4時間後にボトル内の液体に
指で触れてみて、

ボトルに入れる前の温度と比べて、
明らかに冷めていると感じた場合は

中身を鍋に移して弱火で1分加熱します。

それを再度ボトルに戻し、保温します。

完成品はどろりとしていますが、
深い甘みが実に美味しく、

濃さが気になる場合はお湯で割りましょう。

熱々にしてショウガを加えれば
体の中から温まりますよ。

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甘酒の手作りの活用や保存の方法

手作りした甘酒はイチゴと
1対1の割合でミキサーにかけ、

シェークのようにすると
子供も喜んで飲んでくれますし、

牛乳やヨーグルトとも相性がよく、
焼酎と混ぜても楽しめます。

また、調味料として
料理に活用することも可能です。

甘みがつくだけでなく、
うまみに豊かさが加わります。

肉などを柔らかくしたり、
とろみを出したりする効果もあります。

今回は豚肉の甘酒ショウガ焼きをご紹介します。

●豚肉の甘酒ショウガ焼き 2人分
豚バラスライス   200g
おろししょうが 小さじ1杯
醤油      大さじ1杯
甘酒      大さじ4杯
ゴマ油     小さじ1杯
キャベツ・ミニトマト 適量

1.肉を切ってボウルに入れ、
  おろしショウガ、醤油1杯、
  甘酒を加えて混ぜ、10分以上置きます。

2.ゴマ油を熱したフライパンで肉を炒めれば完成。
  キャベツやミニトマトをお好みで添えましょう。

食べると、甘酒の風味はゼロですが、
ほどよい甘辛さが食欲をかき立てます。

これなら甘酒が苦手な人も美味しく食べられ、
冷えても肉が軟らかく、弁当にも向いています。

甘酒は、味噌汁に少量入れたり、
卵焼きに入れるなど、

砂糖代わりに活用するとよいでしょう。

●保存の方法
保存する場合は冷蔵庫で3日、
冷凍庫で1~2ヶ月ほどです。

ジッパー付きの保存袋に
薄く延ばして冷凍しておけば、
割って使用できるので便利です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

飲むだけでなく、料理にもたくさん使って
甘酒の魅力を感じてみてくださいね。

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