花粉症で肌荒れやかゆみがでるのはなぜ、その改善方法や対処法は?

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花粉症で肌荒れやかゆみがでるのはなぜ、その改善方法や対処法は?

花粉症の季節になると、
肌荒れやかゆみに悩むことがありますよね。

その原因の一つが
「花粉皮膚炎(花粉症皮膚炎)」と呼ばれるもので、

花粉アレルギーがある人に
起きやすいお肌のトラブルです。

そこで今回は、肌荒れや
かゆみがでるのはなぜか?

また、肌荒れしたときの改善方法や
対処法についてお伝えしてまいります。

  

花粉症で肌荒れやかゆみがでるのはなぜ?

冬場から春先にかけて、
顔や鼻の周り、頭皮などがかゆくなったり、

かゆい部分が徐々に乾燥して、
赤みが強くなるなんてことはないでしょうか?

花粉皮膚炎(花粉症皮膚炎)は
スギ花粉が飛ぶ季節になると、

花粉に触れる顔や首、
刺激に弱い目の周りなどに
症状がでるのが特徴です。

乾燥で荒れた肌に花粉が付いて、
皮膚の中に入って、アレルギー反応を
起こすのが原因とされています。

花粉症を自覚する人だけでなく、
肌に症状が出てから花粉症と気付く人もいます。

乾燥肌は外部の刺激から
肌を守る「バリア機能」が失われ、

花粉も皮膚の中に入り込みやすいため、
悪化すると湿疹になったり、

炎症が進んで腫れ上がったり
することもあります。

●花粉による肌荒れの症状が出やすい場所
・まぶたや目の周り
・頬
・小鼻や鼻の下
・首の周り

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花粉症で肌荒れしたときの改善方法や対処法は?

花粉症による肌荒れを
悪化させないためには、

外出時にマスクや帽子、
マフラーで肌を守り、

帰宅後はすぐに洗顔や
入浴で花粉を落としましょう。

化粧水や乳液、クリームで水分や油分を補い、
バリア機能を維持することも重要です。

適切なスキンケアも大切で、
潤いを守る成分入りの洗浄料を使い、

洗顔や入浴後に十分保湿をするという
2本立てで考えましょう。

洗う時はきめ細かい泡で
肌をなでるように洗い、
柔らかな水流で丁寧にすすぎます。

保湿の際に、化粧水は手に取り、
指先で円を描くように両手に広げて、
顔全体につけます。

乾燥がひどい部分や、
小鼻の脇などは念入りにしましょう。

乳液やクリームは手のひらに適量を取り、
左右の頬、額から鼻にかけての
Tゾーンに3分の1量ずつのばします。

頬のつやが出て、指で触ると
滑らかに動くぐらいが保湿完了の目安です。

薬用成分入の治療薬なども
ドラッグストアで販売されています。

資生堂「イハダ」シリーズの「プリスクリードi」は、
花粉症による目の周りの炎症を
鎮める成分を配合した治療薬です。

 
 
小林製薬の「さいき」は、
化粧水や乳液の有効成分が肌の奥に働き、
細胞を修復する効果をうたっています。

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●肌荒れを悪化させないための注意
・アルコール成分の入った化粧品の使用や
 ピーリング(角質取り)などは避ける

・ナイロンタオルの使用や肌のこすり洗い、
 洗浄力の強い洗顔料などは避ける

・「いつもの手入れなのに肌がぴりぴりする」
 「かゆい部分の赤みが強くなる」
 「腫れて盛り上がってきた」などは花粉皮膚炎の疑い

まとめ

いかがだったでしょうか?

手入れをしても肌トラブルを
抱えることもありますので、

赤みが引かない、湿疹がひどいなどの
症状が続いたら医療機関で
診察を受けてくださいね。

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