共働き夫婦の家計負担の割合や分担、貯金のコツは?

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共働き夫婦の家計負担の割合や分担、貯金のコツは?

共働きで収入は十分なはずなのに、
お金が貯まらないと悩んでいるご家庭は
意外に多いのではないでしょうか?。

独身時代の感覚のままお金を使って、
相手の支出を気にせず、
結果なかなかお金が貯まらず困ってる。

そこで今回は共働き夫婦の家計負担の割合や、
分担、貯金のコツについてお伝えしてまいります。

  

共働き夫婦の家計負担の割合や分担、貯金のコツは?

典型的な共働き家庭の家計として、
家賃は夫、食費は妻などと
費目ごとに支払う担当を決め、

残りのお金は各自が自由に使って、
余ったら貯蓄に回すという
ルールになってはいませんか?

このような家計管理でも、
日々の生活費に事欠くような不安はないけど、

思ったよりも貯蓄が
増えないことが気になっている。

このような家計管理方法は
「費目別型」と呼ばれ、

決められた支出をきちんと守れば、
後は独身の頃に近い感覚で
お金を自由に使えます。

反面、お金が貯まりにくい上、
パートナーの貯蓄額を把握することも難しく、
貯蓄が少ない家計になりやすくなります。

こうした家庭でも若いうちや
元気に働きけるうちはそれでも良いのですが、

年老いたときや、定年退職した後には
介護や住み家などで資金が必要になりますので

早い段階でお金が貯まる家計に
変えていかなくてはいけません。

では、どのように貯蓄を
増やせばよいのかというと、

貯蓄額の目標を決め、
それに応じて支出を減らす方法です。

例えば、手取りの年収の
3割を毎年貯めるようにします。

年収250万円の場合、
これを20年間続ければ

5000万円になって、
余裕のあるセカンドライフが見えてきます。

他にも食費の割合が多ければ、
惣菜を買って中食したり、
外食で済ませたりせず。

週末に作り置きして
なるべく家で食べる形に変えると、
出費が抑えることができます。

また、スマートフォンの
プランを見直したり、

マイカーを手放して
カーシェアを使うのもおすすめです。

また、各自の支出や貯蓄の状況を
報告し合うように決めることも大事です。

こうすることで、きちんと
貯蓄しようという意識が強くなり、
家計への関心も高まります。

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共働き夫婦の家計管理では
「一元管理型」という方法もあります。

費目別型よりも計画的に貯蓄しやすく、
どちらかの名義で専用の口座を作り、
2人の給料を貯蓄分を除いて全額入れます。

そこから生活費や2人の小遣いなどを出します。

この口座でクレジットカードの
本人用と家族用を作れば、
カード払いも管理しやすくなります。

ただ、小遣いの範囲内でしか
自由にお金が使えなくなるのがデメリットです。

また、専用口座に移す手間がかかるほか、
どちらかが口座を管理する必要があります。

このほか、生活費や住居費分だけ
口座に入れる方法もあり、

夫婦の収入割合に応じた負担にすれば、
不公平感も少なくできます。

どちらの方法も一長一短あるので、
自分たちに合った方法を選んでくださいね。

●共働き夫婦の家計管理の主な方法
        費目型             一元管理型
種類  支出→ 家賃 ←支出     給与→  専用口座 ←給与
         食費          ←小遣い  ↓   小遣い→
   ↓    公共料金   ↓          支出
   小遣い、貯蓄   小遣い、貯蓄       家賃・食費など

特徵 ・家賃は夫、食費は妻など、   ・夫婦どちらかの名義で口座を作り、
    費目に応じてそれぞれ負担する  各自の貯蓄分を除いて、2人の給与を集める
   ・のこりは小遣いや貯蓄に回す  ・この口座から2人の生活費や小遣いを出す

メリット ・自由にお金が使いやすい  ・収支が把握しやすく、貯蓄もたまりやすい

デメリット・収入の減少や生活の変化で、・どちらかが管理する必要がある 
      どちらかの負担が     ・小遣いが自由に使いづらい
      大きくなることがある
     ・お金がたまりにくく、
      互いの貯蓄額も把握しやすい

まとめ

いかがだったでしょうか?

なんでも節約すると、
疲れてしまいますので、

長続きさせるためには
適度なメリハリが大切ですよ。

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