通学路の子供の安全はどう確保する、安全確認の方法は?

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通学路の子供の安全はどう確保する、安全確認の方法は?

小学校への入学は、
保護者につれられて通った幼稚園や
保育所とは異なって、

子供同士で通学したり、
行動範囲が広くなったりするため、

親としても不安になったり
心配事も多いですよね。

そこで今回は、通学路の子供の安全を
どう確保するのか?

また、安全確認をする方法について
お伝えしてまいります。

  

通学路の子供の安全はどう確保する?

通学路で子供の安全を確保する準備として、
まずは入学前に親子で通学路を歩いてみて、
危険な場所をチェックします。

週末の日中ではなく、
実際に子供が下校する
平日の夕方に歩くようにしましょう。

放課後児童クラブを利用する場合、
学校からクラブまで、

さらにクラブから自宅までの
経路もチェックします。

不審者が子供に接近しょうとする場所の特徵として、
「近づきやすさ」と「逃げやすさ」が挙がります。

人通りが少なく、歩いてるのが
子供一人だけになりやすかったり、

周りから見えにくかったりする
場所がないか確認します。

友達と一緒に下校しても、
自宅近くになると、

友達らと離れて一人で歩く区間が
生まれることが多く、

学校から一人で帰宅する日もあります。

危険な場所はできるだけ避けるのが望ましいですが、
やむを得ない時には不審者に注意しましょう。

通学の際には20メートル前方を見るようにし、
この20メートルは不審者が子供に目を付けて、

距離が縮まれば犯行を実行に
移そうと考え始める距離です。

じっと見てきたり、きょろきょろと
目を向けてきたりする人がいたら、
すぐに走って逃げるように伝えてください。

歩道と車道の間に
ガードレールがない場所も注意が必要で、

車道にとまっていたり、
急停車したりした車から
降りてきた不審者が近づきやすくなります。

危険な場所だけではなく、
安全な場所も見つけておきましょう。

「子供110番の家」のプレートがある家や
商店を調べて、子供と一緒に

「近くの道を通って通学するので、
困った時にはよろしくお願いします」と
あいさつしておきましょう。

親と一緒に顔を合わせておけば、
子供は「ここは安心できる場所だ」と
思うことができますので、

いざという時に助けを求めやすいです。

親や学校に連絡できるように
公衆電話のある場所も調べて、

使い方や必要な電話番号も
教えておきましょう。

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通学路の子供の安全確認の方法は?

子供の安全を確認する方法としては、
子供向けの携帯電話を持たせると、

親は子供の居場所が分かりますが、
ほとんどの小学校が携帯電話の
持ち込みを禁止しています。

そのため、居場所を
測定する専用機器が増えてきました。

「居場所が分かればいい」
「緊急時に警備員が駆けつける機能が欲しい」など

ニーズに合った機器を選び、
いざという時に焦らないよう、
操作方法を親子で時々確認します。

緊急時に警備員が駆けつける機能は、
子供はボタンを押すのをためらいがちですが、

結果的に何もなかったとしても、
危険だと感じた時には押すように教えてください。

親は子供の居場所を把握しておきたいですが、
子供は親に居場所を知らせる動機があまりありません。

そのため下校して塾に行く時に
ランドセルから機器を持ち出さなかったり、

充電していなかったりすることもあります。

「端末は財布と一緒に持ち歩く」などと
親子でルールを定めたり、

充電する日を決めてカレンダーに
記入しておいたりすると安心です。

それでも、子供が聞きを置き忘れたり、
電池が切れていたりすることはあります。

子供がよく遊んでいる場所や
友達を把握しておきましょう。

友達の親の連絡先も知っていれば、
子供が帰宅しない場合などに安否を確認できます。

子供に手軽に持たせることが
できるものとしては、

携帯電話以外に大きな音が出せる
防犯ブザーもおすすめです。

不審者が子供を狙うのは、
「抵抗されないだろう」と思っているためなので、

子供が少し頑張ってブザーを鳴らしたり
大声を出したりすればひるみやすく、
逃げやすくもなります。

最近は、全地球即位システム(GPS)や
Wi-Fi(ワイファイ)などを用いて、
子供の居場所を測定する専用機も多くあります。

家電メーカーの「Bsize (ビーサイズ) 」の
見守り端末「GPS BoT」は、

GPS、Wi-Fiの接続ポイント、
携帯電話の基地局からという

3種類の電波を受信して、
子供の居場所を1~2分ごとに
保護者のスマーフォンに表示します。

人工知能(AI)が子供の行動を学習し、
自宅や学校、塾など、
よく行く場所を自動的に特定します。

設定すれば、その場所に到着したときに、
スマホに通知してくれます。

縦横各5センチ、重さ46グラムと小型で、
ランドセルやバッグにも入れやすいです。

端末価格:4800円
月額利用料:480円
(いずれも税別)

まとめ

いかがだったでしょうか?

社会は危険や不審者ばかりと思わせてしまうと、
子供は不安でいっぱいになってしまいますので、

子供が困っている時には助けてくれる大人が大勢いる、
ということも同時に伝えることも忘れないでくださいね。

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