七草粥はいつ作る?代用はできる?アレンジや味付けもご紹介

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七草粥はいつ作る?代用はできる?アレンジや味付けもご紹介

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お正月も松の内の終りとともに
食べる風習があるのが七草がゆですが
この七草がゆ、言葉はよく耳にするけど

具体的にいつ食べればよいのかわからない
また、どんなものを入れればよいのかわからない

そんな方に具体的な日付と
七草が苦手な方へ向けた
アイディアメニューをご紹介します。

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七草粥はいつから?代用できる?

春の七草は他の野草の中でも芽吹くのが早く、
邪気を払うといわれていました。
その芽吹いたばかりの野草を食べて
邪気を払う力にあやかることで
一年の無病息災を願うのがこの七草粥の風習です。

五節句の人日(じんじつ)の日の朝

これは1月7日の朝にあたりますので

1月7日の朝に食べるのが伝統的な流儀です。

春の七草には薬効のあるものも含まれており、
正月疲れが出はじめた胃腸を回復させる意味もあります。

なので、七草が苦手で代用されるのであれば
その薬効にも注目して代用したいところです。

セリには
鉄分が多く含まれているので、
代用するならほうれん草が打ってつけです。

なずな
熱を下げ、尿を出やすくする作用がありますので
カリウムが多く含まれている
ゴボウやねぎを用いると良いでしょう。

ハコベラには
タンパク質とミネラルが多く含まれているので
枝豆やそら豆などの豆類のほか、
長芋や山芋などのヤマノイモ類などがお勧めです。

すずな・すずしろ
カブと大根の昔の呼び名なので
消化を助けるジアスターゼが豊富です。
なので、その代用に使用する野菜も
同じアブラナ科の野菜である
キャベツやブロッコリーがぴったりです。

代用されない場合には

あらかじめ、

材料を塩ゆでして水にさらすとクセが抜けて

食べやすくなるのでお試しになってください。

水1リットルに対し塩は小さじ1杯をいれて沸騰させ、

大きい材料から順番にお湯に投入したら

箸で軽く混ぜ、葉っぱの色が変わって

火が通ったと感じたら

そのままザルに上げて、

氷水にさらしてください。

粗熱が取れたら軽くしぼり、

細かくみじん切りにすれば準備OKです。

次の日の朝にこの刻んだ七草を

お粥に加えて混ぜれば

春の七草粥出来上がりです。

七草粥はいつ作る?アレンジレシピ

食べる日についてはお伝えしましたが
いつ作るのかについては
まだだったのでここでご説明いたします。

人日(じんじつ)の日の朝に
食べる習わしですが、

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実は6日の夜にあらかじめ準備しておくのが
伝統にのっとった作り方ではあります。

ですので、7日の朝に急いで

ご支度されるのを避けるのであれば、

6日の夕飯を調理されるついでにご準備されれると

伝統にも即しているので両得です。

七草粥をアレンジされる場合には

前の章でお伝えしたように

薬効に即した材料を使用しても良いですが

特にそれは気にせず、

旬のお野菜で作られても全然舞いません。

春菊や白菜、壬生菜や水菜など

鍋料理に使用されるものを利用
して

お粥をベースにした野菜鍋にすれば

手軽に美味しくいただけます。

その場合は、昆布や干し椎茸など

あえて動物性のお出汁は使用しない方が

野菜やお米の風味が活きるのでお勧めです。

少しゆるめのお粥を作っておいて、

食べる5分程度前に

お好みの大きさにカットした野菜を加えて

火を止めフタをすれば

野菜のシャキシャキした歯ごたえ

楽しむことができます。

あえて、刺激の強いものを好まれるのでしたら

ニラや黄ニラ、わさび菜や葉わさびなど

香りや匂いの強い野菜を使われても良いですね。

こちらは風味を活かすために

お粥をお茶碗によそったあと、

食べる直前に刻んだものを加えると良いでしょう。

こちらのお粥は材料の風味が強いので

ある程度しっかりしたお出汁で作られたほうが

お野菜の風味に負けないので美味しいです。

詳しい味付けの仕方については

次の章を御覧ください。

七草粥はいつ作る?その味付けの仕方

七草粥だからといって

なにも白粥のまま食べなければならないという

決まりはありません。

白粥がイメージとして強いのは

調味料がろくになかった時代にできた風習の名残りです。

なので、地域や地方によっては醤油や味噌のほか、

小豆を加えて小豆粥にするところもあります。

お勧めとしては、お粥とは別に

濃い目にとったお出汁に醤油で味付けをし、

片栗粉でとろみをつけたあんかけ風の出汁を

お粥にかけながら食べる召し上がり方です。

ポイントとしてはあんかけを

先に作っておいて冷ましておくと

お粥にかけた時にあつあつにならず食べやすいです。

味噌味の場合は豚汁や薩摩汁のように

豚肉や鶏肉を出汁がわりにお使いいただくと

味噌との相性も抜群で味わい深くなります。

まとめ

七草粥は昔からある風習だからと言って
難しく考える必要はありません。

正式な方法にこだわるあまり、
風習が廃れてしまってはもったいないので

時代にあわせて上手に変化させることで
この先の未来に残していきましょう。

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