副業のメリットやデメリット、コツや注意点は?

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副業のメリットやデメリット、コツや注意点は?

政府が副業しやすい環境整備を
進めていることもあり、
副業への関心が高まっていますが、

副業ならではの注意点や
デメリットがあります。

そこで今回は、
副業のメリットやデメリットと

コツや注意点について
お伝えしてまいります。

  

副業のメリットやデメリット、コツや注意点は?

リクルートキャリアが
2018年9月に行った調査では、

回答した2271社のうち
副業を認めているの28.8%でした。

現状では少数派ですが、
厚生労働省は同年、

企業が示す「モデル就業規則」を改めで、
副業や兼業の禁止項目を削除しました。

副業には、収入を補えるのはもちろん、
将来のキャリアチェンジにも
つながるメリットがあります。

主な副業には、
1.店員などのアルバイトをある
2.イラストレーターなどの業務を請け負う
3.個人事業として、自分で仕入れた商品や
  自作の工芸品をネットで販売する

アルバイトは、情報誌や情報サイトで仕事を
探せるので始めやすくなっています。

ただ、得意なことを生かすのが
副業成功の秘訣といえます。

特技を生かした仕事の受注を目指す人には、
木々用途働き手を結びつける
「クラウドソーシング」があり、

仲介サイトなどに登録して
専門性をアピールし、依頼を待ちます。

商品の販売は、
スマートフォンアプリや、

ネットオークションサイトなどに
登録すれば始められます。

商品写真の撮り方など
上手に売るコツをつかむことが必要です。

副業で得た収入は、
所得税の対象となり、

所得が増えれば当然
支払わなければならない税金も増えます。

そのため、確定申告を忘れないでください。

副業の所得(収入から経費を差し引いたもの)が
年間20万円を超えれば、
一般的に確定申告が必要になります。

アルバイトなら副業先から
年末に配布される源泉徴収票を確認して、

本業の分と合わせて給与所得として
確定申告すれば大丈夫です。

ですが、業務を請け負ったり
個人事業をしたりするの場合は、

所得を正しく計算できるように、
経費を記録しておきましょう。 

業者から報酬を得るケースでは、
その業者に「支払い調書」を請求します。

業務を請け負う形や個人事業などの場合、
経費を差し引いたら
赤字ということがあるかもしれません。

できればそれは避けたい事態ですが、
そんな時も確定申告して

本業の所得と損益通算すれば、
所得税などが安くなることがあります。

確定申告の詳細は国税庁の
ホームページなどで確認しておきましょう。

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副業には体調管理も大切です。

オーバーワークになって、
調子を崩して本業に響いては元も子もありません。

では、副業の実態とはどんなものなのでしょうか?

パーソル総合研究所が
2018年に正社員に行った調査では、

回答した約1万4000人のうち、
副業中の人は10.9%で、

過去に経験のある人を合わせても
2割程度にとどまりました。

ただ、現在していない人の41%が、
今後副業したい意向を持っていました。

行っている人は副業に平均で週10.32時間かけ、
その月収は平均6万8200円でした。

月収の金額対では、
「5万円以上10万円未満」が
最多の23.8%で、

「1万円以上2万円未満」
「3万円以上5万円未満」が
ともに20%で続き、

30万円以上も3.9%いました。

副業をする理由では、
「趣味に充てる資金を得たい」
「本業の収入だけでは不十分」など、

収入の穴埋めが多く、
デメリットとしては、

過重労働で体調を崩した、
本業に支障をきたしたといった声が目立ちました。

●副業のメリットと注意点
メリット

・生活費の穴埋めや老後の資金作りができる
・キャリアチェンジにつなげられる
・副業で得た知識や磨いたスキルを本業に生かせる

注意点
・副業が禁止されていないか勤務先の就業規則を確認
・本業に差し支えのないように心がける
・確定申告が必要になる場合がある

●副業による月収
平均6万8200円
1万円未満     2.6%
1万~2万円   20.0%
2万円~3万円  14.9%
3万~5万円未満 20.0%
5万~10万円未満 23.8%
10万円~15万円未満 9.9%
15万~20万円未満  2.7%
20万~30万円未満  2.3%  
30万円以上     3.9%

まとめ

いかがだったでしょうか?

副業とはいえ、月に2万~3万円の収入でも、
老後の資金になる効果は大きいので、

無理のない範囲で副業に
挑戦してみてださいね。

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