夏の肌トラブルの原因や行うべき紫外線対策、日焼け止めのspfとpaの違いは?
厳しい日差しが照りつける夏ですが、
紫外線によるシミやソバカス
が気になりますよね。
そこで今回は夏の肌トラブルの原因や
行うべき紫外線対策、
日焼け止めのspfとpaの違いについて
お伝えしてまいります。
夏の肌トラブルの原因は?
夏に起こりやすい肌の
トラブルとは何でしょうか?
多い順にあげていくと、
1.シミ・ソバカス・日焼け
2.シワ・たるみ
3.乾燥
です。
これらのトラブルの原因は、
夏の太陽からふりそそぐ大量の紫外線です。
2~3月頃から増え始める紫外線は、
5月から8月にかけてピークを迎えて、
それに伴って肌トラブルも増えるのです。
紫外線にはUVA、UVB、UVCと
3つの種類がありますが、
このうちUVCは地球のオゾン層に跳ね返されます。
問題は、地表まで届くUVAとUVBです。
この2種類の紫外線がトラブルを
引き起こす引き金となります。
●夏の肌トラブルとその原因
1.シミ・ソバカス・日焼け
原因:UVB
症状:シミ紫外線とも言われています。
エネルギーが強く、比較的短時間で
肌にダメージを与えます。
ほてりや日焼けを引き起こします。
2.シワ・たるみ
原因:UVA
症状:老化紫外線とも言われています。
エネルギーは弱いですが、
コラーゲンなど肌の弾力を支える
真皮細胞にジワジワとダメージを与えます。
3.乾燥
原因:汗、冷房
症状:汗を拭き取るとき、肌が本来持つ
うるおい成分もいっしょに
ふき取ってしまうため、肌が乾燥します。
室温とともに温度が低下し、
お肌の水分がうばわれます。
シミ・ソバカスの原因となる物質はメラニンです。
メラニンには、UVB紫外線のダメージから
肌を守るという大切な役割があります。
ところが鍛冶用に紫外線を浴びると、
メラニンが過度に増殖します。
さらに28日周期で肌が生まれ変わる
ターンオーバーがスムーズに働かなくなると、
メラニンが排出されず、
シミやソバカスとして
肌に沈着する原因になります。
年齢を重ねた肌や、ターンオーバー機能が
低下することでも起きます。
こうしたトラブルを防ぐには、
日頃のお手入れが何よりも大切です。
夏に行うべき紫外線対策は?
メラニンをきちんと排出するには、
ターンオーバーをスムーズにすることです。
そのためには、マッサージで肌に適度な刺激を与え、
血行を良くすることが大切です。
お肌の中の栄養と老廃物
が行き来しやすくなるのでターンオーバーが進み、
特別なお手入れなしでも角質ケアができます。
指を肌に滑らせるように、
たっぷりのクリームでマッサージするのがコツです。
●クレンジングクリームを使ったマッサージの手順
・顔の皮膚は薄くデリケートなので、
マッサージを行う時は十分な量の
クリームで行いましょう。
・クリームの量は、さくらんぼ大が目安。
マッサージは、力の入りにくい中指と
薬指で行いましょう。
マッサージの手順
ステップ1
1.あご先からラセンを描きながら
耳の下までいき、ツボを押さえます。
2.あご先からラセンを描きながら
こめかみまでいきツボを押さえます。
3.額からラセンを描きながら
こめかみまでいきツボを押さえます。
週に1~2回、呼吸に合わせて
2~3分程度が目安です。
もし、日焼けをしてしまった場合は、
ほてった肌をコットンパックでクールダウン。
潤いを与えて、ダメージを受けた
肌機能を整えることが大切です。
化粧水を含ませたコットンを
ラップフィルムに包み、
冷蔵庫で約10分冷やすと、
さらにクール感がアップします。
●クールダウンローションでひんやり冷感
1.コットンにたっぷりローションを含ませて、
2枚にはがします。
2.額とアゴの先、頬にのせます。
頬の高い部分は、日焼けしやすく
シミもできやすいので、たっぷりのローションで
しっかり保湿してあげましょう。
3.3~5分たったらコットンを剥がして
ハンドプレスします。
しっかりお肌に染み込ませましょう。
コットンが乾くと、せっかく潤ったお肌も
乾くことになりますので、まだローションで
ヒタヒタのうちに終了しましょう。
日焼け止めのspfとpaの違いは?
spfって?
紫外線UVBを防ぐ効果を示す指数で、
SPF20、SPF50など数字で表されます。
この数字は、紫外線防止効果の持続時間で、
日本人の肌は日光を浴びて20分したら
日焼けし始めると言われているので、
例えばSPF30だと、
20分×30=10時間ほど
紫外線防止効果が持続する、
ということです。
paって?
紫外線UVAを防ぐ効果の程度を示しています。
「+(プラス)」、
「++(ツープラス)」、
「+++(スリープラス)」、
「++++(フォープラス)」の4段階で表示。
「+」が多いほど、紫外線を
カットする効果があります。
spfとpafは高いほうがいいの?
どちらも高いほうが効果は高くなりますが、
その分、肌への負担も多くなります。
お出かけ時間やシーンに合わせて
使い分けるのが大切です。
・通勤やちょっとのお出かけなら
SPF20~30で十分です。
・外のレジャーならSPF50で
まとめ
いかがだったでしょうか?
お伝えしたように、
この夏こそ、紫外線対策をバッチリ行って
シミやソバカスを作らずに
美しい肌で過ごしてみませんか?
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