夏の臭い対策、キッチンのゴミ箱や寝室の寝具はどうすればいい?

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夏の臭い対策、キッチンのゴミ箱や寝室の寝具はどうすればいい?

蒸し暑い夏場は家の中の臭いが
気になることがありますよね。

そこで今回は、キッチンと寝具や
寝室の臭い対策について
お伝えしてまいります。

  

夏のキッチンの臭い対策、ふきんとゴミ箱

キッチンは家の中でも
臭いがこもりやすい場所のひとつで、

こまめにシンクの排水口を掃除したり、
生ゴミを捨てたりしていても、
死角はあります。

湿気があってカビや雑菌が
繁殖しやすい4つのポイントに注意しましょう。

■台ふきん
台ふきんは、食べこぼしや
食事の油などの汚れがつき、

ぬれた状態で使うことが多いため、
雑菌が繁殖しやすくなっています。

食卓を拭き終えたら、
その都度洗って乾かしてください。

軽い水洗いではなく、
石鹸や洗剤でもみ洗いや
こすり洗いをしましょう。

除菌剤などを入れて
洗濯機で洗うのがベストで
洗った後はしっかり乾かします。

衣類乾燥機を使ったり、
天日干しをしたり、

部屋干しなら、風通しが良く
日が当たる場所に広げてください。

絞って畳んでおくだけでは、
内側が乾かず、

カビや臭いが発生する原因になります。

■食器棚
洗った食器が完全に
乾かないうちに収納しがちですが、

湿ったふきんで拭いたり、
茶碗の裏に水分が残っていたりしても、
湿気がこもる原因になります。

拭く時は、必ず乾燥にした
ふきんを用います。

水気が残っているうちは乾くまで
棚に入れないほうが良いですが、

出しっぱなしが嫌な人は
棚の中を換気しましょう。

就寝前や外出前などに扉を開け、
空気を入れ替えるとよいでしょう。

■まな板
包丁による細かな傷が残るまな板は、
洗い足りないと、

傷の中に食材のかすなどが
入り込んだままになって、
臭いの原因になります。

樹脂製のまな板は、
重曹を少量の水で溶いて

ペースト状にして塗りつけて、
キッチン用スポンジでこすり洗いします。

木製のものには、粗塩をつけ、
タワシで傷から汚れを
かき出すように洗います。

洗ったらよく水で流し、
風通しのいい場所でしっかりと乾かします。

■ゴミ箱
キッチン隅に置かれることが
多いゴミ箱ですが、

ゴミ箱そのものを洗ったり
拭いたりするだけではなく、
周辺も掃除しましょう。

臭いの成分がゴミ箱の周りに
飛び散っていることがあるので、

市販の消毒用エタノールを用いて、
雑巾などで拭き掃除してください。

少量の重曹や炭を新聞紙でくるみ、
ゴミ箱の底に敷くのも効果的で、
湿気取りと脱臭の役割を果たしてくれます。

●キッチンの臭い対策のポイント
台ふきん
・軽い水洗いではなく、
 洗剤などで洗う
・洗った後は広げて、
 しっかりと乾かす

食器棚
・食器は乾燥させてから収納する
・時々、扉を開け放して換気する

まな板
・表面についた傷の中まて洗う
・洗った後は立てかける
 などして乾かす

ゴミ箱
・消毒用エタノールなどで、
 箱の外側や周囲も拭く
・重曹や炭の新聞紙にくるみ、
 箱の底に敷く

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夏の寝具臭い対策、布団や枕

寝室も臭いがこもりがちな場所です。

原因の一つは汗で、
寝具に染みた汗や、

蒸発してたまった湿気が、
臭いの元になります。

夏は水分を多く取ることに加え、
気温や室温も上がるため、
汗の量は増えます。

新陳代謝が盛んな健康な人や若い人は、
より多くの汗をかいています。

夫婦や子供など複数人が寝ていれば、
人数の汗が部屋にたまります。

湿気を逃し、臭いの発生をおさえましょう。

■布団
ポイントは、起床後の布団と枕の扱いです。

起きてすぐにベッドメイキングしたり
布団を畳んだりしてしまいがちですが、
湿気をため込む原因になっています。

すぐに掛け布団を
かぶせたり布団を畳むと、

ベッドマットや敷布団が吸った汗が
閉じ込められてしまい、
掛け布団の湿気も取れません。

可能なら毎日干すか、
椅子の背に掛けたり、

壁に立てかけたりして
通気すると湿気を逃せます。

ですが、意外と重労働で手間がかかります。

簡単に行うのであれば、
掛け布団を半分だけ折り返した状態にし、

マットや敷布団の表面が半分だけ
出ている状態にすると、
掛け布団の湿気も逃せます。

マットや敷布団の上半分を出して、
翌日は足側から掛け布団を畳んで
マットや敷布団の下半分を出す、
というように、

上下交互に行って全体的に湿気を
取るようにすると良いでしょう。

■枕
枕も同様で寝かせたままにせず、
ベッドボードや壁などに立てかけて、

毎日、風を通すようにするとよいですね。

シーツや枕カバーも小まめに
交換して洗濯したいところですが、
やや面倒ですよね。

そこでもう一枚、大判のタオル類を
かぶせて使うのがお勧めです。

このタオルの交換だけなら
洗濯も気が重くないでしょう。

汗や皮脂が残ったカバーリング類には
ダニやカビが発生しやすく、
肌荒れの原因にもなります。

■寝室内
臭い対策のためには室内の
湿気そのものも取り除きたいところです。

除湿機を置くだけでなく、
起床後に寝室の窓と部屋のドアだけでなく、

他の部屋のマドも開けて、
空気を流すことも大切です。

また、寝室のクローゼットや
押入れの扉を開けて、

サーキュレーターの風を送り込むと、
中で空気を循環し、
湿気が取れやすくなります。

出かける前などに、タイマーなどを
セットしておくとよいでしょう。

●寝室の臭いや湿気を取るコツ
・外干しが無理なら椅子の背などに
 布団をかけて干す
・起床後すぐにベッドや布団を整えない
・掛け布団は半分だけ畳んで
 湿気をこもらせないようにする
・枕を立てて風を通す
・クローゼットや押し入れは
 扉を閉めっぱなしにしない
・扇風機などで風を送り中の湿気を逃がす

まとめ

いかがだったでしょうか?

臭いを抑える原則は、
湿気を取り除くですので

まめな乾燥や換気で、
臭いや湿気のこもらない状態にして、
夏こそ快適な環境で過ごしてくださいね。

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