電動自転車は高齢者には危険?安全な乗り方のポイントは?

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電動自転車は高齢者には危険?安全な乗り方のポイントは?

電動アシスト自転車が、
足腰が弱り始めた高齢者の交通の
手段の一つとして注目されています。

ですが、モーターがペダルを漕ぐ力を
補助(アシスト)するため、

思っていたより操作を手間取って
ケガや事故を起こす危険があります。

そこで今回は、高齢者が
電動自転車に乗る際に注意することや
安全な乗り方のポイントについて
お伝えしてまいります。

  

電動自転車は高齢者には危険?安全な乗り方のポイントは?

電動アシスト自転車のアシスト力は、
道路交通法で定められており、

時速10キロメートルまでは
人が漕ぐ力の最大2倍です。

10キロを超えると徐々に減少し、
24キロでなくなります。

少ない力でスムーズに発進、
加速できるようサポートします。

実際、電動アシスト自転車の
出荷台数は増加傾向で、

メーカーも高齢者向け製品に
力を入れています。

希望小売価格は10万円台前半が多く、

ブリヂストンサイクルの
「フロンティアラクットシリーズ」は、

フレームやサドルの高さを下げて、
乗り降りのしやすさに配慮しています。

 
 
ヤマハ発動機の「PAS SION-U」
低いフレームが特長で、
車体も軽く扱いやすくなっています。

ただ、利用の増加に伴って事故も増えています。

公益財団法人「交通事故総合センター」によると、
電動アシスト自転車が関係する

事故の死傷者は
2018年に全国で2287人に上り、

2013年の約2倍で、65歳上の高齢者が
全体の3分の1を占めました。

高齢者の場合、店頭などの単独事故や
一時停止違反が原因のケースが目立ちます。
 

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そこで利用する際は通常の自転車との
構造や乗り方の違いを知ることが重要です。

まず頭に入れておきたいのが、
重量です。

電動アシスト自転車は
モーターや電池を積んでいる分、
通常の自転車より5~10キロ重く、

駐輪所での出し入れなど
乗らずに動かす場面も多いため、

購入前に一人で無理なく扱えるか
確認してください。

1.車体の横に立ち両手でハンドルを持ち、
  自分の体側に30度傾けて
  再び元に戻す動きを3回繰り返す
2.8の字を描くように自転車を押しながら歩く

などチェックをするとよいでしょう。

急発進にも注意が必要です。

モーターは、ペダルを
踏み込むことで作動するので、

片方の足をペダルにのせて
勢いを付けながら走り出す
「けんけん乗り」は厳禁です。

思わぬアシスト力が生じて、
自転車だけ先に進んで、

体が取り残されて転倒する恐れがあります。

発進時には、しっかり
ブレーキをかけてスタンドを上げて、

サドルに座った後に
モーターの電源を入れます。

信号などで止まる際は、
ブレーキをかけるとともに、

ペタルから足を外しておくことが大切です。

購入時には必ず試乗して、
できれば家族にその様子を
見てもらってください。

転倒などの事故防止には、
両足の裏が地面にしっかり着く

車高の低いタイプを選ぶことも大事です。

●安全に電動アシスト自転車を乗りこなすポイント
・両足がべったり地面に着くサイズを選びます。
・購入時は乗るだけでなく、押して歩いてみる
・けんけん乗りはしない
・モーターの電源はブレーキをかけた状態で
 サドルに座ってから入れる

まとめ

いかがだったでしょうか?

慣れないうちは思ったように
操作できなくて怖く感じるかもしれませんが、

慣れてくると高齢者には便利で、
足への負担が少ない快適で乗り物ですので、

漕ぐ力がおとろえたと思ったら
試してみてくださいね。

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