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鼻のがんの症状や原因、治療方法や予防の方法は?

鼻は嗅覚と呼吸という
重要な役割を持っていますが、

その二つの穴の奥には、
複雑な形をした空洞が広がっています。

吸い込んだ空気を温めて
湿り気を与えたり、

小さなごみを粘膜で捉えて
排除したりするのですが、

この部分にがんができることがあります。

そこで今回は、鼻のがんの症状や原因、
治療の方法や予防法について
お伝えしてまいります。

  

鼻のがんの症状や原因は?

鼻の内部には、吸った空気が通る
「鼻腔」と呼ばれる空洞があります。

さらにその周りには、
鼻腔とつながる「副鼻腔」という
四つの空洞が左右一対ずつ備わっています。

これらの場所にできる
がんの初期症状として多いのは、

片側だけの慢性的な鼻づまりや鼻血です。

けれど、風邪や花粉症、
副鼻腔炎にうみがたまる

「蓄膿症(慢性副鼻腔炎)」でも
みられる症状なので、
すぐにがんを疑う人は多くありません。

鼻のがんは、進行すれば
患部が広がる方向によって
方向によって様々な症状が表れます。

目の方へ薦めば、眼球が前に突出したり、
物が二重に見えたりします。

口に向かって広がれば、歯茎が腫れるほか、
歯が痛くなることがあります。

鼻のがんのうち患者が最も多いのは、
左右のほおの骨の内側にあり、

副鼻腔の四つの空洞の中で
最大の「上顎洞」にできるがんです。

頭から首までの部分にできる
頭頸部がんの新規患者数は年間約5万人で、
このうち5~7%が鼻腔がんや
副鼻腔がんとされています。

推定される発症原因の一つは喫煙習慣で、
たばこの煙が鼻の粘膜に慢性的な刺激が加えるため、
炎症が起きやすいからです。

また、クロムやニッケルなどを扱う
金属加工業や、工場内に粉じんが舞う

木材加工業や製粉業は、他の職種より
従業員のリスクが高いとする報告もあり、

蓄膿症もその要因の一つといわれています。

●鼻のがんの主な初期症状
・片方の鼻がつまる
・片方の鼻から臭い鼻水が出る
・片方の鼻から鼻血が出る

●鼻のがんの原因とみられるもの
・喫煙の習慣
・クロムなどの金属や 
 木材の粉じんを日常的に吸い込む
・蓄膿症

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鼻のがんの治療方法は?

治療の方法としては、
まず検査を行います。

検査は鼻の穴に
ファイバースコープを挿入し、
患部の広がりを観察します。

エックス線撮影装置や
コンピューター断層撮影装置(CT)、

磁気共鳴画像装置(MRI)などの
画像評価も行います。

外科手術で取り除く場合、
ガンが進行していれば

顔に大きな治療痕が残ってしまいます。

がんが目の方向に進んでいれば、
眼球の摘出が必要になることもあります。

このような事態を避けるため、
放射線治療と抗がん剤治療を
組み合わせて根治を目指します。

治療後にがんが残っていたり、
再発したりする場合は、

メスを使う手術に
踏み切ることがあります。

●治療の例
放射線治療+抗がん剤治療
両治療を組み合わせて根治を目指す。
がんを小さくした後にも手術も
     ↓
顔の治療痕が目立ちにくい

鼻のがんの予防の方法は?

鼻のがんの発症リスクが高いとされる
材料を扱う職業の人は、

マスクの着用や換気・排気といった
適切な作業環境の管理が欠かせません。

作業時間の短縮や、
早期発見のための健康診断も大切です。

こうした職種ではなく、
喫煙もしない場合であっても、

蓄膿症のような鼻の炎症が続くなら、
がん細胞のためにも早めの治療が必要です。

鼻づまりが長引いたり、
鼻血が繰り返したりすれば放置せずに、
近隣の耳鼻咽喉科を受診してください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

鼻のがんはあまり知られていませんが、
誰にでも起こりうるがんであり、

気付いた時には
進行していることも少なくありません。

お医者さんはできるだけ、
がんの根治と治療後の

生活の質が両立できるよう
治療方法を決めてくれますので、

鼻の悩みや不安があれば、
医療機関に相談してみてくださいね。

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