子供の自己肯定感を伸ばす、育てるために親はどうすればいい?

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子供の自己肯定感を伸ばす、育てるために親はどうすればいい?

子供たちが新しいことにチャレンジして、
逆境でも負けずに成長する大切な力として
「自己肯定感」がありますが、

それを伸ばし育てるために、
親はいったいどうすればよいのでしょうか?

そこで今回は、子供の自己肯定感を
伸ばすための接し方について
お伝えしてまいります。

  

子供の自己肯定感を伸ばす、育てるために親はどうすればいい?

社会で通用する人間を育てるには、
自分の存在を認められる経験が欠かせます。

認められることで、自分らしさを発揮して、
様々な事に挑戦できるようになるからです。

また、他人を褒めることにも利点があり、
欠点ではなく、良いところを
見つける力も養われます。

自己肯定感とは、自分の価値や存在を、
自信を持って認める力のことで、

人生で困難に直面した時に、
前向きに生きる力の源になります。

日本の子供は、海外と比べて
自己肯定感が低いことが指摘されています。

独立行政法人・国立青少年教育振興機構が
2017年度に行った調査では、

「私は価値のある人間だと思う」という項目に
「そうだ」「まあそうだ」と
答えた日本の高校生は45%で、

米国と韓国の84%、中国の80%に比べて
大幅に低い水準でした。

では他人から褒められる以外に、
どんなことで自己肯定感が
高められるのでしょうか?

子供の自己肯定感を養うために、
家庭でできることとしては

まず子供を褒めることが大切です。

その際、兄弟や友達、過去の親の姿など、
他の人と比べて褒めることは避けます。

他人と比べる習慣がつくと、
できなかった時に劣等感を
抱きやすくなるからです。

褒める時は、その子が以前よりも
成長した点を見てあげると良いですね。

テストでいい点を撮ってきた時は
「今回はいつもより時間をかけて準備していたね」
などと声をかけます。

どれだけ頑張っても
結果が出ないこともあります。

子供が懸命に練習して臨んだ
スポーツの試合で負けてしまったら、

「試合で負けてしまったら」
「試合から何を学んだか」と
問いかけましょう。

負けたことは否定せず、
スポーツに臨んだ経験が
これからの糧になるのです。

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親が自ら失敗について話すことも有効です。

失敗から学んだり、
笑い飛ばしたりした経験談を通じて、

子供は
「うまくいかなくても
 立ち直ることができる」
と感じて、

困難な状況に陥った時でも
頑張り抜く力を身に付けられます。

親の性格や経歴も、
子供の自己肯定感の育成に影響します。

「まじめで完璧主義」
「受験に合格した」
「職場で出世している」
という人は、

自分の尺度だけで子供を
判断しないように注意してください。

自己肯定感は、学校の勉強が
難しくなり始める小3や、

環境が大きく変わる
中1の頃に下がりがちです。

世の中の荒波に負けないよう、
親は子供のコーチになった気持ちで
接するようにしてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

自分のことが好きかと問われれば、
即答できる人は必ずしも
多くはないかもしれませんが、

記事でもお伝えしたように、
親の自己肯定感の高低は子供にも
影響を与えてしまうものなので、

子供を伸ばすためにはまず、
自分の自己肯定感を高めることも
忘れないでくださいね。

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