子供服が原因の事故をどうやって防ぐ、安全性を高めるには?

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子供服が原因の事故をどうやって防ぐ、安全性を高めるには?

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子供服は、見た目の
かわいらしさで選びがちですが、

服に付いたひもや
フードが遊具に絡まるなど、

思いがけない事故に
つながる恐れもあります。

そこで今回は子供服の事故を
どうやって防ぐのか、

安全性の高め方や対処について
お伝えしてまいります。

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子供服が原因の事故をどうやって防ぐ、安全性を高めるには?

最近はインターネット通販などで、
国内外の子供服を手軽に購入できますが、

デザインや見た目の好みで
服選びをする人も多いでしょう。

ですが、子供服には事故につながる
危険も潜んでいます。

東京都が1~12歳の子供の親1163人を対象に、
2006年に行った調査では、

「フードが何かに引っかかって首が絞まった」
「服のボタンが取れて誤飲した」
など、

子供服によるケガの危険を
感じた経験のある人が約8割おり、

実際にケガをしたと
答えた人も約2割いました。

こうした危険性を周知しようと、
経済産業省はパンフレット
「その服、『カワイイ』だけで選んでませんか?」
を作ってホームページで公開しています。

子供服に起因する事故について、
イラスト入りで事例を紹介しています。

上着のひもが遊具に引っかかる、
フードがドアノブに引っかかり首が締まる、

ズボンの裾に付いたひもが電車のドアや
エスカレーターに挟まり転倒する、

上着のひもが自転車の
タイヤに巻き込まれる...などです。

そのほか、子供同士がふざけて
服のひもやフードを引っ張りあ合ったり、

遊具をつかむ際にサイズの
大きい服の長い袖が邪魔になったりして、
ケガにつながることもあります。

●子供服の危険性
・首周りのフードやひもが遊具にひっかかる
・ズボンのすそやリボンが電車のドアなどにはさまれる
 
子供を事故からまもル取り組みとして、
多くの保育園では、寒い時期には、

子供たちは上着を着て
散歩や外遊びに出かけますが、

事故を防ぐために、
フードやひもの付いた服を
着せないようにしています。
 
また、経産省は2015年に、
子供服に関する日本工業規格
(JIS、日本産業規格に改称)を策定し、

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13歳未満向けの服を対象に、
フードに付いた引きひもや、

首の後ろでひもを結ぶタイプの
「ホルターネック」などを規制しました。

首まわりのひもが遊具や
ドアなどに引っかかると、
窒息危険性が高いためです。
 
子供服メーカーの「ファミリア」は、
全商品JIS規格に対応させ、

フード付きの商品は全てフードを
全体から取り外せるようにしています。

百貨店「三越」や「伊勢丹」は、
JIS規格を満たした商品を
取り扱うようにしています。

ただ課題もあり、JISは品質や
安全性などを定める国の統一基準で、

任意の規格のため、
メーカーへの強制力はありません。

そのため、国内で流通する服が
全てJIS規格に合ったもの
というわけではありません。

●子供服の安全対策のポイント
・子供服を購入する際に、
 JIS規格の表示を確認する。
・引っかかりやすいひもや
 リボンがない服をなるべく選ぶ。
・公園なとで遊ぶ際は、
 ひもフードのある服を着ない。
・長い袖や裾も引っかかたり、
 転倒したりする原因に。
 体のサイズに合った服を着る
・親子で服の危険な部分を確認して、
 例えばフードは取り外して遊ぶなどの
 対策を話し合う。

まとめ

いかがだったでしょうか?

子供は活発に動き回りますが、
まだまだ視野は狭いので

なるべく安全規格を満たした
商品を選びましょう。

また、体のサイズに合った服をきたり、
遊ぶ時はフードを取り外したりするなど、
親子でよく話し合ってくださいね。

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