作業効率を改善させる整理整頓の方法は?

生活

作業効率を改善させる整理整頓の方法は?

料理や掃除のほか、
学校や仕事に出かける準備など、

毎日、家の中でしなければならない
作業は多いですよね。

そこで今回は、家庭内の作業の効率を
改善させる整理整頓の方法について
お伝えしてまいります。

  

作業効率を改善させる整理整頓の方法は?

整理整頓で心がけることは、
「近い、コン、簡」を意識しましょう。

「近い」は物を近くに配置することで、
「コン」とは包装を外して
 コンパクトにまとめること、
「簡」は出し入れを簡単にすることです。

●キッチン
家の中で、まず有効活用を
考えたい場所がキッチンです。

キッチンは一日のうち、
過ごす時間が意外と長い場所ですが、

調理関連のものしか置いては
いけないと思いがちですよね。

ですが、家での事務作業は
食卓出することが多いので、

関連する書類や文具は
キッチンの一角に収めましょう。

これらの家族共有の物はここにまとめて
おくことで作業効率が良くなります。

学校などのお知らせや
お返事が必要な書類、

公共料金の領収書、参考になる新聞や
雑誌のレシピの切り抜きなども含まれます。

おすすめの場所は食器棚の引き出しです。

ここに入れておくと決めて、
別の引き出しには
文具類をまとめ入れましょう。

このように集約して管理しておけば、
「あの書類はどこいった?」と心配になっても、
あちこち探さずに済みます。

料理や片付け後片付けの最中でも
手が届く場所で、

家族に聞かれた時にも
すぐに対応できます。

一方、見た目が乱雑になるので、
冷蔵庫になんでも
ぺたぺたと貼るのは避けましょう。

収納や整理には、蓋のない蛇腹のケースや
書類フォルダーを使うのがおすすめです。

一つの動作で(ワンアクション)で
放り込んだり、取り出したりできます。

インデックス(見出し)をつければ
一覧性が高まり、探す手間も省けます。

透明の袋が冊子状になっている
ポケットファイルは
出し入れに手間がかかるので、

長期保存する重要書類のみにして
1学期ごとなど期限を決めて
処分すると良いでしょう。

キッチン用品の方は用途ごとにまとめ、
例えば、カセットコンロとホットプレートなど
「卓上に出して使うもの」を近くに収納します。

踏み台に乗って開閉するつり戸棚は使わず、
出し入れしやすい手元や足元の引き出しや
シンク下を活用するとよいでしょう。

セールなどでまとめ買いしがちな日用品や食品は、
不要なストックを作らないようにします。

トイレットペーパーやティッシュペーパー、
ラップなどは最後の1個を使い切る
タイミングで買いに行きましょう。

どのくらいの日数で使い切るかは、
だいたい決まっているものだからです。

缶詰やレトルト食品、
乾物などの日持ちする食料品も同様です。

災害用の備蓄は必要ですが、
自治体が示す基準に沿った量を
備えておけば問題ありません。

片付けようとして、
むやみに収納グッズの籠や棚などを
買ってしまいがちですが、

かえって不要なものが
増えてしまうこともあるので
気をつけてくださいね。

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●クローゼット・押入れ
衣類などは持ち物の数を
「定数管理」して、

収納場所や数の上限の
「枠を作る」ことで家事の手間を減らせます。

クローゼットに収まるように
1シーズン1アイテムごとに
上限を5点にすると管理しやすく、

ブラウス5枚、スカート5着
という具合にします。

着回しもききますし、
どんな服を持っているかを
すぐに思い出せるのも5点程度なので、

思い出せない衣類は
重要度が低いアイテムともいえます。

パジャマや室内着などの衣類は、
ソファやベッドの上に脱ぎ散らかさず、

「仮置場」にまとめ、
すぐに洗濯しない衣類などを
クローゼットの中のラックに
仮置しておくのもよいです。

紙焼きの写真や手紙、日記など、
時間の経過とともに増えるのが
思い出の品ですよね?

これらは処分を迷いがちですが、
分量の枠と残す基準を決めて管理しましょう。

小型のアルバムや
ポケットファイルを活用して、

「小学校時代で1冊」
「年ごとに数ページずつ区切る」

などと収納枠を決めて定数で管理して、
定期的に整理して見直すようにしましょう。

残す基準は家族それぞれなので、
「ケースひと箱分」などと上限を決めて、

子供の物は子供自身に取捨させて、
大人の側も将来、こ山語が処分するときは
困らないようスリム化を心がけましょう。

●玄関・リビング
収納の重要な場所の
ひとつといえるのが玄関です。

ここに外出時に使うものを収納し、
出かけるときはここらから持ち出し、

帰宅後は必ずしまう習慣をつけると
慌てずに済みます。

それには引き出しタイプの
収納棚を活用しましょう。

靴の手入れや用具や、
古新聞をまとめる荷造り紐など

玄関で行うことが多い
作業に使う道具のほか、

車のカギや時計など
毎日の外出に必要なものも収納します。

使う人や目的などでによって分け、
冬場や花粉の多い季節などは

マスクを置いておくことで、
出掛けにサッと取り出して着用できます。

玄関先に小さなゴミ袋を置くと、
不要なチラシやダイレクトメールは
そこで処分できます。

室内に持ち込んだチラシ類は
意外と放っておきがちですので、

玄関先で処分して
心地よい室内を保ちましょう。

動線を考えるときには
リビングを起点にします。

例えば、普段の外出で使うバッグなどは
リビングの一角に定位置を作っておきます。

帰宅したら、まずリビングで一息ついて、
朝は食事後にリビングから外出する、

という行動をする方は
意外と多いのではないでしょうか?

このような行動パターンなら、
わざわざ自室にカバンを持ち帰らずに、

リビングの一角に置き場所を決めておくと、
家の中を行き来せずに支度ができます。

ソファやテーブルの脇など
各家庭で置き場を決めてくださいね。

洗面所も活用しましょう。

女性の場合、
アクセサリー置き場を作っておきます。

手や顔を洗ったりメイクを落としたりするときに、
アクセサリー類を外すことが多いですよね。

そのため、浅い引き出しの中に仕切りをつけたり、
小箱やトレーなど専用の収納場所を設けたりして、
つけ外しはそこで、と決めるのもおすすめです。

日々の動線は大体決まっているので、
動きに沿って家の中をレイアウトすれば、

散らからずに、物をあれこれ
探す手間を減らすことができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今の生活で必要な物の
置き場所や枠を決め、

そこに納まるように
考えて管理することで、
より使いやすい空間になりますよ。

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