高齢者が安全においしく調理するコツは?

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高齢者が安全においしく調理するコツは?

人生100年時代ですが、
高齢者の単身世帯や
夫婦だけの世帯も増えており、

いつまで自分で調理して食べられるのか
不安な高齢者も多いですよね。

そこで今回は、高齢者でも安全に
おいしく調理するコツについて
お伝えしてまいります。

  

高齢者が安全においしく調理するコツは?

シニアが安全においしく調理するための
味方してお勧めなのが、電子レンジです。

電子レンジは火を使わないので、
うっかり消し忘れる心配がありません。

また、自分でこまかく
火加減を調整しなくても

ワット数や加熱時間を間違えなければ
電子レンジが調理してくれます。

温め直しなら誰でも
利用していると思いますが、

一歩踏み出して、簡単な調理にも
活用してみましょう。

お勧めしたいのが、タンパク質がとれる

肉や魚など50グラムと、
切った野菜100グラムを、

まとめてジッパー付きの
保存袋に入れて冷凍しておき、

好みの味をつけて
レンジでチンする方法です。

おかずにしたり、みそと水を入れて
具だくさんの味噌汁にしたり、
ご飯も電子レンジで炊くことができます。

70代や80代なら自分で調理できる人も
まだまだいると思いますので、

自分で自分の好きなものを作って
食べることは生きる喜びにもつながります。

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内閣府の高齢社会白書
(2013年度版)によると、

65歳以上の高齢者がいる世帯数は、
全体の47%にあたる約2379万世帯で、

そのうち、夫婦のみと単身世帯で
半数を超えています。

子供が近くに住んでいたり、
遠方から冷凍した食事を宅配便で
送ったりしているケースもありますが、

自分で作っている人も
多いと考えられています。

1人や2人暮らしでは
食材を余らせがちです。

毎日違う献立にしなければ、
と思っている人は多いのですが、

同じものを続けて食べたって大丈夫です。

ほうれん草や小松菜などは
まとめて茹でておき、

市販のドレッシングや
タレをかけるだけで1品となります。

生のまま保存すると
ビタミンCが減るので、

買ってきたらすぐ茹でると良いでしょう。

タンパク質は魚や肉の
調理済み缶詰を買ってもよいですね。

丁寧にだしをとるのが面倒に感じたら、
複数の野菜をにて味噌を溶かし入れるだけでも、

野菜から出る出汁で薄味ですが
おいしく具だくさん味噌汁になります。

栄養バランスは大切ですが、
1日や1週間といった範囲で考えればよく、
同じおかずが何回か続いても問題はありません。

●高齢者が安全で簡単に調理するコツ
・火を使わない電子レンジでを活用。
 ガスコンロを使うときは集中力を
 途切れさせないよう気をつける
・食材を洗ったり、切ったりする
 下ごしらえは、体力と気力のあるときに
 まとめてやっておく
・キャベツなどは手でちぎったり、
 調理済みの缶詰を利用したりして、
 上手に手抜きする
・同じ献立や簡単調理を
 後ろめたく思いがちですが、
 美味しく食べられればよいと割り切る

まとめ

いかがだったでしょうか?

高齢者は、食べる以前に
食欲がわかないという悩みが多いですが、

日中に体を動かすことでお腹が空いて、
美味しく作って食べることができますので
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

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