子供が急病なったらどうする、判断するために方法やアプリは?

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子供が急病なったらどうする、判断するために方法やアプリは?

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突然の発熱や嘔吐など、
夜間や休日に子供の急病に直面し、

すぐに病院に連れて行くか、
朝まで待つか悩む保護者は多いと思います。

そんな状況を鑑みて
日本小児救急医学会は、

病状の重さや受診の判断に役立つ
「問診票」を作成しました。

そこで今回は、子供が急病になった場合の
判断とそれに役立つ電話相談や
スマートフォンアプリについて
お伝えしてまいります。

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子供が急病なったらどうする、判断するために方法やアプリは?

子供は、辛い症状があっても、
訴えられなかったり、
上手に伝えられなかったりします。

症状が急変しやすいなどの
特徴もあり、学会が作成した問診票は、
救急受診の判断を迫られる
保護者に向けたものです。

全身や呼吸の状態、
顔つきなど12項目に及び、
項目ごとに4、5段階で評価します。

数値が大きくなるほど、
治療の緊急性が高いことを示しています。

「5」が1項目でもあれば
救急車を呼ぶ目安となります。

たとえば、顔つきについては、
1.普段とかわらない
2.ほおが赤い
3.苦しそう
4.顔が青白く唇が紫色
5.無表情

のいずれかから、

目の前の子供の様子を確かめて選びます。

呼吸状態では、
1.普通に呼吸
2.いつもより早い
3.ゼイゼイ、ヒューヒュー
4.鼻がピクピクし肋骨がへこむ
5.あえぎながら呼吸

に分かれています。

保護者には病名よりも受診すべきか
どうかがわかる方が重要ですので、

この問診票を使えば、保護者もかなり
正確に子供の状態を把握できます。

子供の緊急性を判断する支援は
ほかにもあります

小児科医や看護師が相談に応じる
「子ども医療電話相談」
(全国共通の♯8000)も活用できます。

都道府県で対応は異なりますが、
主に夜間や休日に受け付けます。

日本小児科学会が監修したウェブサイト
「こどもの救急」では、
http://kodomo-qq.jp/
子供の気になる症状を選択すると、
病院に連れて行くべきかどうかや、
看病のポイントなどが示されています。

厚生労働省研究班の成果を活用した
「MY SOS」や、

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総務省消防庁が提供している
「全国版救急受診アプリ(愛称・Q助)」
といったスマホのアプリあります。
 
●子供の急病の時にチェックするポイント
    全体  顔つき   呼吸    睡眠  食事
高5 動かない 無表情  あえぎながら 
            呼吸 
 
  ぐったり 顔が青白い 肋骨が 苦しそうで 何も口に
             へこむ 全く寝ない しない 

  活気がない 苦しそう ゼイゼイ 少しの刺激 水分のみ
                 で起きる 

  元気がない ほおが赤い 呼吸が速い 時々   少し食べる
                  目を覚ます 
      
い1 いつも  いつも  いつも  ぐっすり   いつも
   通り   通り   通り   眠れる    通り 
 
主な対応
5が1項目であれば救急車を呼ぶ
3.4が1項目でもあれば受診した方がよい 

●救急時に利用できる主なサービス
電話
子供医療電話相談

全国共通の♯8000で各地の
小児科医や看護師につながる

インターネット
こどもの救急
日本小児科学会が緊急度判断基準に
沿った対処法が示される

スマホアプリ
My SOS
厚生労働省研究班の緊急度判断基準に
沿った対処法がわかる

全国版救急受診アプリ(Q助)
総務省消防庁の緊急度判定プロトコルに
沿った対処法が示される

まとめ

いかがだったでしょうか?

判断に迷うときには今回お伝えした
ツールが役に立ってくれます。

ですが、「いつもと違う」という
感覚も大切です。

様子がおかしいと思う時は、
ためらわずに救急車を呼んでくださいね。

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