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退職金の受け取りは一括と分割のどちらがお得?税金の違いは?

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老後の生活を支える資金として、
公的年金と退職金がありますが、

退職金の受け取り方には、
一時金と分割があります。

いずれかを選べる場合、
それぞれ長所と短所があるので、
よく検討する必要があります。

そこで今回は、退職金の受け取りは
一括と分割のどちらがどう違うのかについて
お伝えしてまいります。

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退職金の受け取りは一括と分割のどちらがお得?税金の違いは?

退職金は企業により、一時金のみ、
確定給付型など企業年金のみ、
それぞれの併用の三つに分かれます。

企業年金を一括で受け取るなど、
退職者が受け取り方を選べるケースがあり、

一時金と年金では、
退職金かかる税金が変わってきます。

●勤続年数が長い場合
勤続年数が長い場合、
税金面でみると、

一時金で受け取る方が
メリットがあります。

住宅ローン完済のあてにするのではなく、
これからの人生に大きな役割がある
お金という意識が大切です。

無駄使いしたり、投資に失敗して
老後資金を減らしたりしないよう、
計画的な使いみちを考えなくてはいけません。

一時金で受け取る場合、
長年の勤労に対する報賞的給与として
支払われることから、

退職所得控除の効果が高く、
ほかの所得と合意せずに計算する

「分離課税」でもあり、
税負担が軽くなります。

退職所得控除は、
勤続年数によって異なります。

勤続20年以下は年40万円、
21年目から年70万ずつ積み上がっていき、

勤続20年だと800万円、
30年だと1500万円が控除されます。

例えば、大学卒業後、
同じ会社に38年勤務した人が、

退職金2500万円を一時金で受け取る場合、
2060万円が控除され、

控除の2分の1(220万円)が
退職所得となり、所得税の負担は
12万2500円ですみます。

さらに、一時金で受け取ると、
健康保険、雇用保険、厚生年金保険などの
社会保険料もかかりません。

一方、年金で受け取る場合、
多くの企業では、

会社ごとに定められた利率によって
受け取り時まで運用されており、
額面での受取額は一時金より多くなります。

ただし、一時金と異なり
収入は公的年金と同じ「雑所得」になります。

収入金額に対して
「公的年金控除額」が適用され、
公的年金との合算で計算されます。

長期間にわたって
課税対象になる短所があります。

年金収入が多いほど、
税率が高くなる点にも注意しましょう。

一時金、年金、双方の組み合わせのうち、
どれを選んだらよいのかというと、

退職後の生活費や資産状況などを
確認して決めるべきです。

退職金の重旧開始年齢が上がって、
長生きにもなっています。

退職前に、収入の範囲で
暮らせるよう生活費を見直したり、

介護が必要になった場合の
費用を考慮したり、

老後全体を見渡した上で
受け取り方を考えることが必要です。

●退職金の受け取り方による長所と短所       
一時金
長所 
・勤続年数が長いほど、
 税優遇で手取りが減らない
・住宅ローン返済などの資金となる

短所
・無駄遣いや運用の失敗で資金を
 減らしてしまうことも

分割
長所 
・定期期にお金を受け取れて、
 使いすぎを防げる
・会社が一定の利率で運用するため、
 総受給額が多くなる

短所
・一時金のような税優遇がないため、
 税金や社会保険料が増える
 
 
退職金は減少傾向が続き、
格差が広がっています。

厚生労働省の統計によると、
2018年の平均退職金は
(大学・大学院卒の定年退職者、勤続35年以上)

1997円で、15年間で
600万円以上減りました。

低金利が続いて、企業年金の運用利回りも
低水準が続いているためです。

さらに、自身で、運用方法を決めて、
運用次第で受取額が変わる

「確定拠出年金」を取り入れる企業が増えて、
年金も個人がリスクを負う時代になっています。

●平均退職金の推移
2003年 2612万円
2008年 2491万円
2013年 2156万円
2018年 1997万円
大卒、大学院の定年退職者。
 勤続35年以上対象

まとめ

いかがだったでしょうか?

以前は年金が60歳から支給されて、
真面目に働けばなんとか老後を過ごせましたが、

この20年ほどで大きく状況が
変わっていますので、

40代のうちから、退職金の使い方を含む
定年後の暮らしをしっかりと
設計していくことが大切です。

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