怖い絵本を読み聞かせるときに注意することは?

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怖い絵本を読み聞かせるときに注意することは?

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死や悲しみ、怖さなどをテーマにした絵本や
児童書が注目されています。

これまでは「子供にショックを与える」と
敬遠されがちでしたが、

核家族化で身近な人が亡くなるといった
体験に乏しい子供たちに、

本を通じて辛さや恐怖の感情にも向き合って、
生きる力を育んでほしいという
親の願いが込められています。

そこで今回は怖い絵本を読み聞かせるときに
注意することについてお伝えしてまいります。

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怖い絵本を読み聞かせるときに注意することは?

死や恐怖を扱った本を子供に
読んだり見せたりする際に、
どんな点に気をつければいいのでしょうか?

昔話で描かれる行きていく厳しさや
衝突を乗り越える物語は、

自体を超えて不変なものなので、
ありのままを伝えましょう。

昔話や童話では、大人側の
「子供が怖がる話は避けたい」との思いから、

戦いや死の場面を省いて、
結末を変えた絵本も出版されています。

「さるかに合戦」では、
かにが猿に敵討ちをせず、
仲直りして終わるといった感じです。
 
ですが、子供は絵本の世界を冒険して、
様々な感情を体験して成長するものです。

死や悲しみ、恐れを描いた本も、
子供の気持ちに配慮しながら、

親子で一緒に読んでみることをお勧めします。

その際にまず子供に、
自分が生きている喜びや、

親から愛されていることを
感じさられる本に

たくさんした親しませてから
「冒険」させることがポイントです。

親が抱っこする膝にのせるなど
スキンシップを図り、

愛情に包まれ安心して話が聞ける
環境を作ることも大切です。

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子供の感情の動きを肌で感じ、
悲しい、怖いといった思いから
親子で共有してください。
  
小さいうちは、死の意味が
理解できなかったり、

死んでも生き返ると思っていたりする
子供も少なくありません。

繊細なテーマの場合、
子供が不安を感じて、

嫌がる様子を見せたら、
読み聞かせるのをやめましょう。

その話を受け入れるには、
まだ早いということです。

その場合は成長を待って、
また機会を見つけると良いでしょう。

 
●死や悲しみ、恐れいった絵本を
 読み聞かせる時の注意点
・子供とスキンシップを取り、愛情を伝えて安心させる
・悲しみや不安などの感情を親子で共有し合いながら読む
・死を安易に美化したり、悲観を強調したりしない
・親や大人の思い、考えを押し付けない
・子供が不安を感じ、聞くのを嫌がったら中断する

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

怖い話には、人の心に潜む邪悪さや、
世の中の矛盾が秘められている
ことが多くあります。

そのようなことを絵本から感じ取ることも、
力強く行きていくためには
大切な経験になりますね。

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