コロナ禍での子供のストレスの対処法は?

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コロナ禍での子供のストレスの対処法は?

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コロナ禍で、密を避けながらの
友達付き合いや、

遅れを取り戻すための詰め込み授業などにより、
ストレスを感じている子供が増えています。

そこで今回は、コロナ禍での子供の
ストレスの対処法について
お伝えしてまいります。

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コロナ禍での子供のストレスの対処法は?

国立成育医療研究センターが
6~7月に行った
アンケートの自由記述欄には、

このような子供の心の叫びが記されていました。

「コロナのことを考えると寝ながら少し泣いてしまう」
(小学低学年男子)

「マスクで先生が誰か分からなくて話も聞こえづらい」
(小学低学年男子)

「勉強ばかりで思い出がまったくない」
(小学高学年女子)

「学校のことや子供のことを決めている人は、
 僕たちの気持ちはむしなのかなぁ」(小学高学年男子)
 
アンケートには7~17歳の981人が回答し、
「すぐにイライラする」
「集中できないできない」など、

何らかのストレス症状を訴えた子供は72%と、
臨時休校中だった4~5月の前回アンケートの
75%とあまり変わりませんでした。

学校が始まっても期待していたことが
できなかったり、

授業のカリキュラムが詰まっていたのして、
ストレスを感じているようです。

現在行われている第3回アンケートの
中間報告でも同様の傾向が見られ、

3人に1人が
「学校に行きたくないことがある」
と答えました。

不登校などにつながる心配もあり、
周囲の大人が子供の気持ちに
寄り添うことが大切です。

コロナを必要以上に怖がるなら、
関連する報道を見せないなどの
配慮も求められます。

子供が気持ちを打ち明けられる
機会をつくってください。

話すだけでも楽になります。

同センターのWebサイトにも、
ストレスへの具体的な対処法が
紹介されています。

子供のストレスサインには
どのようなものがあるのでしょうか?

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症状としては、チック、爪噛み、赤ちゃん返り、
イライラ、不眠、自傷、暴力といった特徴に加えて、

集中力の低下や孤独感なども
ストレス症状にあたります。

学校が再開された頃から
「休校中にだらしない生活が身についてしまい、
 学校に行けなくなった」という悩みも多く、

だらしなく見えても、
子供はそうせざるを得ない状況に置かれ、
コロナへの不安もあったはずです。

そうした精神的な疲れが続くと
集中力が切れて、

無気力になってしまいますので、
叱らず、理解することが大切です。

さらに、教室での会話が制限されたり、
運動会や就学旅行が中止されたり、

大人が決めたことに従わざるを得ないことも
ストレスになるので気をつけてください。

 

●子供のストレスへの対処法
かんしゃく、イライラ、暴力
・子供の気持ちや考えを言葉にする
例:「楽しみだったのに悔しいね」   

甘え、赤ちゃん返り
・いつも見守っていることを伝える
登園や投稿を嫌がる
・無理やり登園も登校させない
・子供が気持ちを話せるよう尋ねる
例:「何か心配なことがあるのかな」

無気力
・残念な気持ちや悲しい気持ちに共感する
例:「授業も宿題も増えて疲れとちゃったかな」
 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

学校でも家庭でも、
子供に関わることも決める際には、

子供の意見に耳を傾けるよう
努めるとよいでしょう。

一緒に決めたことならば子供も納得でき、
ストレスは軽減できますよ。

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