訪問美容とはどんなサービス、その内容や受けるには?

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訪問美容とはどんなサービス、その内容や受けるには?

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年を重ねても、髪をきれいに
整えたいと思う人は多いでしょう。

最近では理容師や美容師が高齢者宅や
施設に出張する訪問美容が広がっています。

そこで今回は、訪問美容とは
どんなサービスで

その内容や受けるには
どうすればよいのかについて
お伝えしてまいります。

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訪問美容とはどんなサービス、その内容や受けるには?

理容師が店舗外で業務を行うことは原則、
法律で禁止されていますが、

外出が難しい人向けにサービスを
提供することは認められています。

訪問理美容は、理容師か
美容師の資格があればできますが、

独自に研修や資格認定の制度を
設ける団体があります。

研修内容は団体によって異なりますが、
介護に関する基礎知識や、

高齢者や障害者らへの
サービスの実習などが中心です。

例えば、日本理美容福祉協会では、
自宅学習と2日間の実技講習を修了した人を
「福祉理美容士」に認定します。

このほか、ヘルパーなど介護に関する資格を
個人で取得とている理美容師もいるので、
依頼先を選ぶ時の参考にしましたしょう。

万が一の事故に備えて、
事業者が損害保険に加入していることも
確認しておきましょう。

料金は字義容赦によって異なりますが、
カットの場合2000~4000円程度です。

ベッド上で行うと別途加算があったり、
交通費がかかったりすることもある
ので、
予約時にしっかりと確認してください。

カット以外にシャンプーやパーマ、
カラーなどを実施するところも多くあります。

介護保険は適用されないため、
全額自己負担になりますが、

神戸市や大阪茨木市など
一部の自治体では

利用料や出張費を補助する制度を設けています。

ただ、要介護度などの条件があるので、
確認が必要です。

近くが訪問してくれる事業者が
あるか分からない時は、
ケアマージャーらに尋ねてみてください。

予約時に病気や心身の状態を伝えておくと、
当日の作業がスムーズになります。

「急にに怒り出すことがある」
「手が出るかもしれない」
「うつ気味で悲観的になっている」
などの情報も役立ちます。

気持ちに寄り添いながら接するためにも、
些細なことでも行っておくとよいでしょう。

認知症の人の場合、
突然、美容師らが訪問すると
混乱することもあるので、

数日前から繰り返し散髪することを
伝えておきましょう.

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「この部屋で、このいすに座って散髪するよ」
などとできるだけ具体的に言っておくと、
不安が和らぐこともあります。

どうしても拒否感が強い場合は、
日を改めることも検討するようにしましょう。

年末ルン氏は特に込み合うので
早めに予約しておきましょう。
 

●訪問理美容を依頼できる事業者を探したい時は?
・これまで通っていた理美容院に出張が可能か聞いてみる
・ケアマネージャーや役所の窓口に尋ねる
・各都道府県の美容組合では紹介しているところがあるので
 問い合わせる  
 http://www.biyo.or.jp/about/list.html
・全国で訪問理美容を行う団体に問い合わせる
 (一部地域では紹介できないこともある)

NPO法人日本理美容福祉協会
TEL 03-6903-3055
NPO法人全国介護理美容福祉協会
TEL 03-3379-0111 
 
 
 
加齢や認知症の症状で自分で身なりを
整えるのが難しくなることがありますが、
おしゃれが嫌いになったわけではありません。
 
いい年をして恥ずかしいという人も、
実際にメイクをしてあげると表情が輝きます。

外出が億劫になっていた人が
「デイサービスでおしゃべりしてくる」と
言い出すこともあります。

おしゃれは「出かけたい」「誰かに会いたい」
などの意欲につながります。

忙しい介護の中で、化粧まで手が
回らないかもしれませんが、
口紅だけなら数秒です。

化粧は手先を使うので、
「リハビリと思って」と
本人にやってもらうのもお勧めです。

高価なものでなくていいので
「お出かけ着」を用意したり、

朝、決まった時間に
着替えたりするだけでもいいでしょう。

スキンケアは乾燥しやすい皮膚を
保護するためにも重要ですが、

保湿クリームのひやっとした感触が
苦手な人もいますので、

手のひらで温めてから、
ゆっくり塗ってあげてください。 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

おしゃれは日常に張りや
潤いを与えてくれますし、

髪や肌、服装に気を配ることで、
高齢者の心によい刺激を
与えることにもなりますので

ぜひご利用になってみてくださいね。

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