オンライン確定申告のやり方や手続きの流れは?

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オンライン確定申告のやり方や手続きの流れは?

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2020年もあと少しとなり、
そろそろ確定申告について考える時期ですが、

新型コロナウイルス感染を恐れて、
税務署を訪れるのをためらう人もいるでしょう。

オンラインでの確定申告は年々使いやすくなっており、
手続きや準備について整理しておきたいところです。

そこで今回は、オンライン確定申告のやり方や
手続きの流れについてお伝えしてまいります。

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オンライン確定申告のやり方や手続きの流れは?

確定申告とは、毎年1~12月の収入から、
経費に当たるお金や一定額を超えた

医療費などを差し引いた課税所得の金額を申告し、
所得税を確定する制度です。

会社員など給与所得者が
税金を納め過ぎていた場合は、

還付申告を行うことで、所得税が戻ってきたり、
翌年の住民税が安くなったりする。

例えば、ふるさと納税で
自治体に寄付をした場合、

日本赤十字などへの寄付による
寄付金控除を受けたい場合、
住宅ローン減税を利用する1年目などです。

確定申告は、e-Taxによる電子申告で
手続きをすると手軽です。
 
●マイナンバーカードを使ったオンラインでの還付申告
1.マイナンバーカードとスマホ、
  あるいはマイナンバーカードと
  パソコンとカードリーダーなどを準備する
 (対応するスマホは事前に確認し、
 スマホにはアプリ「マイナポータルAP」をインストールする。 
 マイナンバーカードに登録した服するのパスワードなど用意しておく)
             ↓
2.「確定申告等作成コーナー」で申告書を作成
             ↓
3.マイナンバーカードをスマホで読み取って電子署名、申告
 

●ID・パスワードを使ったオンラインでの還付申告
1.税務署で運転免許証などを提示して本人確認を受ける
             ↓
2.「ID・パスワード方式の届け出完了通知」の発行
             ↓
3.「確定申告書類作成コーナー」で申告書を作成し、申告 
 

 
国税庁のウエブサイト
「確定申告書等作成コーナー」

使いやすくなっているので、
ぜひ挑戦してみてください。

確定申告は例年、税務署などに
特設会場が設けられていますが、

2021年の会場は、コロナ感染症防止のため
入場整理券が必要になる見通しです。

国税によるとは会場に行かず、
自宅などからオンラインで
申告を済ませる人が増えているということです。

オンラインでの確定申告なら、
運転免許証などの本人確認書類の添付がいらず、
還付金が振り込まれるのも、

紙の申告書を持ち込んだり
郵送したりするのに比べて早くなります。

会社員などがオンラインで申告するには、
マイナンバーと、カード読み取りに対応した
スマートフォンがあると便利です。

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対応機種は、
マイナンバーカードの専用サイト
「マイナポータル」で確認できます。

スマホからの申告には、
現在は複数のアプリが必要ですが、

2021年からはスマホに
「マイポータルAP」というアプリを
一つインストールすれば
申告できるようになる予定です。
 
パソコンを使って申告する場合は、
ICカードリーダーなどを使って
マイナンバーカードを読み取る必要があります。

確定申告の期間は2月中旬から
3月中旬ですが、

納め過ぎた税金を返してもらう
還付申告は1月から手続きができます。

また、これまで申告していなかった
過去5年分をさかのぼって
申告することも可能です。

2020年12月までは2015年分以降、
2021年1月には2016年分以降について申告できます。

まず、源泉徴収票やふるさと納税の受領証明書、
医療費の領収書、住宅ローンの年末残高証明書、
通帳など金融機関の口座情報がわかるものを手元に用意し、

国税庁のウエブサイト
「確定申告書等作成コーナー」で、

表示される画面の案内に従って
文字や数字を入力していきます。

電子申告なら書類の提出までオンラインいでできるため、
一部の書類を除いて添付書類を持ち込んだり、
郵送したりする必要もありません。

マイナンバーカードがない場合は、
書面で税務署に持参したり、
郵送したりするほかに、

税務署が発行するIDとパスワードを
使ってオンラインでの申告もできます。

国税庁はマイナンバーカードが
普及するまでの暫定的な対応としています。

IDとパスワードを取得するには、
事前に税務署に出向く必要があります。

運転免許証などによる
本人確認を受けると、

IDとパスワードが印刷された紙を
その場で受け取れます。

税務署は、自宅や勤務先に近い場所など、
便利な場所で構いません。

IDとパスワードはそれほど
時間がかからず発行されます。

確定申告の手続きが始まって
税務署が混雑する前に取得しましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今からマイナンバーカードを取得して、
取得後に申告してもよいですし、

これからマイナンバーカードを
使う場面は確実に増えるので、
この機会に試してみてくださいね。

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