月経困難症の治療薬の種類、lepの効果や負担は?

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月経困難症の治療薬の種類、lepの効果や負担は?

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月経中に、腹痛や頭痛、
イライラなどが起こり、

日常生活に支障が起きる状態が
「月経国難症」で、

全国に薬800万人の患者がいると
推計されています。

そこで今回は、
月経困難症の治療薬の種類、

lepの効果や負担について
お伝えしてまいります。

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月経困難症の治療薬の種類、lepの効果や負担は?

主に治療薬に、卵巣から周期的に
分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と

黄体ホルモン(プロゲステロン)を含む
「LEP製剤」があります。

体内の両ホルモンの働きを調整することで、
排卵が起こらないようにし、
子宮内膜を薄く保ちます。

経血量が少なくなり、
子宮の収縮で起こる腹痛や
腰痛も軽減できます。

一方で、まれに血栓症の
リスクを伴うことがあります。

頭痛や胸の苦しさを感じたら、
すぐにかかりつけ医に相談しましょう。

LEP製剤は、毎日、決まった時間に
1錠ずつ服用します。

日本で承認されるのは現在7種類で、
費用は1シート(約1ヶ月分)
747~2637円(3割負担)です。

ほかの初診料や再診料などが必要です。

医師は、問診の上、約3ヶ月分を
限度にまとめて処方できます。

成分は避妊を目的とする
「低用量ピル」と同様ですが、

低用量ピルは自費で処方されるのに対し、
月経困難症の治療を目的とした
LEP製剤は公的な医療保険が適用されます。

黄体ホルモン製剤の一種である
治療薬「ディナゲスト錠0.5ミリグラム」を、

1日2錠服用する方法もあり、
約1ヶ月分で2797円(同)です。

また黄体ホルモンを放出する
薬剤を子宮内に装着する方法もあります。

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国内で承認されている薬は「ミレーナ」で、
費用は8086円(同)。

1度の装着で5年間有効です。

月経困難症は中高生でも注意が必要です。

初経後2~3年頃に月経困難症を患うと、
症状がない人に比べて、

将来、子宮内膜の組織が卵巣などで増殖し、

慢性的な腹痛などを伴う
子宮内膜症になる可能性が

2.6倍になるというデータがあり、
不妊につながる恐れもある病気です。

●月経困難症の主な治療薬
種類       薬剤名     価格(3割負担) 用法・容量
LEP製剤      ヤーズ     747~    1日1錠。決まった 
          ルナベルなど  2637円   時間に服用

黄体ホルモン製剤 ディナゲスト錠 2797円   1日2錠
         0.5ミリグラム          2回に分けて服用

子宮内黄体    ミレーナ    8086円   子宮内に1個装着。
ホルモン放出                   5年間有効
システム 

まとめ

いかがだったでしょうか?

ただの月経痛と思って
鎮静剤を服用する対症療法では
根本的な解決につながりませんので、

早めに婦人科の医師に相談してくださいね。

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