死後の手続きや相続の準備の方法は?死後の手続きや相続の準備の方法は?

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死後の手続きや相続の準備の方法は?

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自分の死後、残された家族が直面するのは、
葬儀や相続、役所での手続き、
遺品の整理など多岐に渡ります。

亡くなった直後から同時並行的に始まり、
数ヶ月以上かかるものもあります。

そこで今回は、できる限り
家族の手を煩わせないために、

死後の手続きや相続の準備の方法について
お伝えししてまいります。

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死後の手続きや相続の準備の方法は?

生前に本人がどれだけ準備できているかで、
家族の負担は異なります。

スムーズに手続きを進められるように、
必要な情報を残しておくことが重要です。

まず問題になりやすいのは
だれが葬儀代を払うのかということです。

本人の死後、銀行口座が凍結されると、
家族が勝手に引き出すことはできなくなります。

葬儀費用は自分の遺産からと
思っていても、そう簡単には進めません。

遺産は相続の対象なので、
そこから葬儀代を払うとなると、

相続人全員リ同意が必要になるからです。

実際には喪主が立て替えたり、
死亡保険金で支払ったりすることも多いようです。

葬儀費用をどこから払ってもらいたいのか、

家族全員に伝えておけば
払う人が困らずに済みます。

また、家族が問題に直面しやすいのが
相続の場面です。

どんな人でも相続がないことは
まずありませんので、

死後には必ず相続があると考えて、
生きているうちに手続きに

必要な情報がわかるように
しておかないと家族が苦労します。

誰が相続人か、財産はどんなものが
あるかがわからないと相続は進みません。

相続人の確定には、
故人が生まれてから死ぬまでの
戸籍が必要になります。

本人が事前に今までの本籍地の住所と
筆頭者名を一覧にして書き留めておけば、

家族らが自治体から
郵送で取り寄せることもでき、
手間も少なくなります。

可能なら自分が戸籍謄本などの
現物を取得しておけば、

死後、改めて家族が
スムーズに再取得できます。

財産については、使ってない預貯金の
口座を整理しておくことが重要です。

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家族には金融機関名、支店名、
口座の種類がわかるようにしたり、

通帳と印鑑の場所を
知らせておいたりするのが良いでしょう。

死後に口座が凍結されると
記帳もできなくなるので、
こまめに記帳しておくことも必要です。

残高以外にも、どんなものが
毎月引き落とされるのか、

定期購入品や年会費がかかるサービスなど、
本人の死後も引き落とされては
困るものは何かを把握するのに役立ちます。

日頃からの整理化が家族の助けになります。

遺品のうちアルバム、
手紙、日記などの愛用品は
処分はしづらいため、

少しずつ片付けておいたほうが
負担も軽そうです。

 
●死後に家族にしてもらうことの数々
死亡
・葬儀
・死亡保険の請求

3ヶ月以内
・相続人の確定
・財産の調査
・(遺言書がない場合)
・遺産分割協議
相続放棄をするかどうかは、
この時期までに決める

10ヶ月以内
・総ざく税の申告、納税

他にも故人が利用していたサービスの解約、
遺品整理なとで、家族は忙しい
       ↓ 
手続きに必要な「何がどこにあるのか」が
わかるように、生前から備えることが需要

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
 
小さな引き出しの中や、
日頃のちょっとした整理が大事になります。

「終活」と身構え過ぎず、 
身近で自分のできることや、

したいことから始めるのがコツなので、
面倒だからと先送りにせず、

出来ることから始めてみてくださいね。

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