喉風邪に子供がなる原因と痛い時に効果的な食べ物をご紹介

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喉風邪に子供がなる原因と痛い時に効果的な食べ物をご紹介

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冬は気温も下がり、
空気も乾燥しているため

風邪やインフルエンザの感染に
気をつけている方も多いと思いますが、

大人ならその対処によって
十分防げても、抵抗力の弱い
幼い子供にはなかなかその対処が行き届かず
不幸にも感染してしまうことだってあります。

運良く高熱が出たり、
重症化しなかったとしても
喉風邪を引いて症状を長引かせてしまったら
親であるあなたとしても辛いですよね。

そこで今回は、
お子様が喉風邪を引いてしまった時の
対処法と原因、有効な食べ物について
お伝えしてまいります。

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喉風邪に子供がなったらどうすればいい?

子供の喉風邪に対する対処は
その原因によっても違ってくるのですが、

それをはっきりさせるためにも
まずは病院で医師の診断を仰ぐのが適切です。

原因の中には
重篤な症状を引き起こすものもあるので
喉風邪だからといって油断は禁物です。

その原因については
次の章で詳しくお伝えします。

医師の診断によって
お薬は処方されてると思いますが、

だからといって
すぐに症状が改善されるわけではないので
しばらく様子を見る必要があります。

その上での注意点としては
原因がなんであれ、
喉風邪の主な症状である
喉の痛みを悪化させないためには

部屋の湿度が重要になってきます。

また、
室内が乾燥していると
ホコリも舞いやすくなるため
咳症状も誘発してしまいます。

ですからそれを防ぐために、
部屋の保湿のために加湿器や

なければ濡れたタオルをハンガーや
カーテンレールなどに掛けるなどして

部屋が乾燥しないようくれぐれも
用心してください。

それに加え、
喉風邪になった時には
身体の水分が失われていることも多いので

それを補うためにも飲み物による
補給を心がけたいところです。

ただ、そこはやはり
喉風邪の症状である喉の痛みのため
辛いことが容易に予想されます。

その場合には、
熱い・辛い・酸っぱいなどの
喉に刺激を与える飲料水は避けて

なるべく喉に対する負担が低い
味が薄い飲み物を細かく与えることで
水分を補うようにしてください。

効果的な飲み物や食事については3章目でお伝えします。

喉風邪になる原因は?

前の章の冒頭でもお伝えしましたが、
喉風邪は様々な原因によって
引き起こされます。

そこで代表的な原因について
以下で簡単にご紹介します。

●風邪とインフルエンザ

子供が喉の痛みを訴えた時に
真っ先に頭に浮かぶのが風邪や
インフルエンザですよね。

季節的にも冬になれば
風邪やインフルエンザに
感染しやすくなっていますので
まずはこちらをよく把握しておきましょう。

風邪の代表的な初期症状が
喉の痛みや咳、悪寒や頭痛に加え
くしゃみ、鼻水・鼻づまりもともないます。

それから徐々に発熱が出始め、
高熱になった場合には
下痢や腹痛、関節痛などを併発します。

その原因のほとんどが
ライノウイルスやアデノウイルスなどの
ウイルスや細菌に感染することで起こり、

咽頭が赤く腫れて炎症します。

これらの風邪のウィルスには
今なお特効薬はありませんが

大抵の症状は2~3日程度で治まり完治に向かいます。

続いてインフルエンザですが、
こちらは急激な発熱、喉の痛みや咳、
鼻水などの症状が出ます。

喉の痛みはともないますが、
風邪の場合とは違って
咽頭が赤く腫れるような
炎症いたしません。

発熱によって
身体に倦怠感や筋肉痛が起こり、
頭痛や下痢・嘔吐をともないます。

全体的な症状は風邪のそれとよく似ていますが、
急激な発熱をへての高熱が大きく異なる点です。

体温の上がり方は
そのインフルエンザの型によって違い、
37度の微熱で推移することもあれば
39度~40度の高熱が出る場合もあり
その年の流行によって変化し
決まっているわけではありません。

症状が出ているあいだ安静に寝ていることで
回復することもありますが、

より早期に確実な治療を望むのであれば
病院で診断を行った後に
ワクチン注射をするのが効果的です。

お子様がインフルエンザを発症した場合も
早期の回復を願うのならば、
ワクチンの接種を検討したほうが
良いかもしれません。

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●扁桃炎(扁桃腺炎)

以前は扁桃腺と呼ばれていましたが
正確には扁桃炎または扁桃腺炎といいます。

扁桃に様々な細菌が感染して発症し
39~40度の高熱や喉や耳の強い痛み、
頭痛などの症状を引き起こします。

左右の扁桃(扁桃腺)と首や顎のリンパ節が
目で見てわかるくらいに腫れ、
ヒドくなると扁桃の表面が
白っぽく化膿することもあります。

病院による診断で感染菌が特定できた場合には
抗生物質による治療を行いますが、
家庭においても鎮痛解熱薬と
うがいを併用することによって
治すことができます。

しかし、いったん回復したとしても
感染した菌が死滅したわけではありませんので

常在菌としてそのまま扁桃内に残り
子供のうちは風邪や抵抗力が落ちた時などを
引き金として発症を繰り返すことが珍しくありません。

●溶連菌感染症(A群β溶血性連鎖球菌感染症)

これまでお伝えした記事で、
お子様がのどの痛みを訴えた場合という時は
大抵何かしらのウイルスや細菌に感染して
のどやその周辺に炎症を起こすため
症状があらわれると認識されたと思いますが、
中にはただの風邪のようでいて
まったく違う病気ということがあります。

その病気が溶連菌感染症です。

喉が痛くて熱が出た場合には
風邪の発症が疑われますが、
熱もなく咳や鼻水が出ないのに
喉の痛みがヒドいようであれば
それは溶連菌感染症に感染した可能性が高いです。

溶連菌感染症(A群β溶血性連鎖球菌感染症)は、
子供が感染しやすい病のひとつで、
A群β溶血性連鎖球菌という
細菌によっておこる感染症です。

40~50年前猩紅熱(しょうこうねつ)といわれ
恐ろしい伝染病気とされていましたが
現在では抗生物質が開発されたおかげで
治療も容易くになっています。

その代表的な症状は38~39度の発熱と
喉の痛みですが、場合によって3歳未満では
熱があまり上がらず
微熱で済むこともあります。

特徴的な症状が身体や
手足にできる小さく赤いブツブツのような発疹で

特に舌にイチゴのような
ブツブツが出ているならば
それは間違いなく溶連菌に感染して
発症している証拠です。

急性期が過ぎると、発疹のあとには
落屑(らくせつ)という
皮膚が剥がれ落ちる症状が認められるます。

そしてこの病気には潜伏期間があり、
感染してから実際に症状が出るまで
大体2~4日かかります。

これらの症状が認められる場合には
速やかに病院の診断を受けて
処方される抗生物質を飲むようにしてください。

●その他

子供が喉を痛がる病気は
逆流性胃炎・逆流性食道炎・喘息
ヘルパンギーナなどがありますが

ヘルパンギーナは俗に夏かぜと呼ばれ、
季節的にも6月下旬から
8月中にかけて流行するため
ここでは割愛させていただきます。

喉風邪に効く食べ物は?

最初の章でお伝えしましたが
喉の痛みをともなう病には
水分の補給が欠かせませんので
そちらを中心にご紹介します。

水分を補給するのですから
当然飲み物による摂取が必要になります。

その場合の最も手軽で効果的な方法が
蜂蜜や大根などの消炎作用のある食べ物を水に溶かす方法です。
消炎作用のある食べ物は

蜂蜜・玉ねぎ・大根・レモン・
カリン・レンコン
などがありますが

この中で特に喉に対する刺激が少なく
また、手軽に手に入る蜂蜜と大根を
使用した飲みものをお勧めします。

作り方
まず、大根の皮を剥き、
どんな形でも良いので薄くスライスします。

スライスした大根を
深さのある容器に移し、

そこに大根と同量の蜂蜜を注いで
フタやフラップをし5~6時間から
丸一日
冷蔵庫に入れておきます。

そうして出てきた汁を
水に溶かせば出来上がりです。

溶かす濃度は甘めが良ければ多めに、
喉の痛みが強いようであれば
薄めにして調整してください。

急ぐ場合には、
大根おろしにしてそれを絞った液体と
蜂蜜を混ぜたものを
水に溶かしても構いません。

まとめ

喉の痛みというのは
呼吸器の弱い子供の時期に
よく訴えられる症状ではありますが、

ありふれた症状だからといって
放置すると重い合併症を
引き起こす恐れもあるので
この記事をご参考に
チェックを行ってから
判断されてくださいね。

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