健康

胎児超音波検査とはなに、横隔膜ヘルニアのリスクや助成は?

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超音波検査の進歩により、
胎児の段階で病気を見つけて、

生後すぐに治療につなげる
ケースが増えています。

中でも、胎児の病気を
診断する目的で行われるのが
「胎児超音波検査」です。

命に関わる病気が分かれば、
手術などが可能な病院で

出産することになるため、
事前の準備をするうえで重要な検査です。

そこで今回は、胎児超音波検査とは
どのようなもので、

横隔膜ヘルニアのリスクや
助成についてお伝えしてまいります。

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胎児超音波検査とはなには?

妊婦の超音波検査には、
通常超音波検査と、

胎児超音波検査の
2種類があります。

いずれも「超音波断層法」
機器を使いますが、目的が異なります。
 
通常超音波検査は、
胎児の発育状態や
羊水の量などを調べますが、

胎児超音波検査では病気や障害に
つながる形態異常を確認します。

必要に応じて、血液の流れを
カラーで表示する「カラードプラ法」や、

立体的に表示する
「3次元超音波」などの方法も使います。

妊婦健診では、
通常超音波検査だけ行い、

胎児超音波検査は
別の機会に実施することが多くあります。

デジタル処理技術の進歩で、
断層法の画質が良くなっています。

カラードプラ法では血液の流れも
細かくチェックできるので、
病気の発見に役立っています。

●妊婦の超音波検査の種類
通常超音波検査

・妊婦健診で行う
・退治の発育や胎盤の位置、
 羊水の量などを診る
・超音波断層法の機器を使う

胎児超音波検査
・妊婦健診とは別に行っている施設が多い
・胎児の形態異常を調べ治療につなげるのが目的
・断層法に加え、必要に応じてカラードプラ法、
 3次元超音波を使う

超音波断層法
胎内の断面から胎児の形態異常が分かる

3次元超音波
立体画像から胎児の形態異常を
チェックする

カラードプラ法
心臓内の血流や異常な血管を調べる
 

胎児超音波検査で見つかる横隔膜ヘルニアのリスクは?

何らかの病気や障害のある新生児は
100人のうち3~5人といわれています。

中には、命に関わるケースがあります。

胎児の時に異常が見つかれば、
命を救える可能性が高い病気の一つに、
横隔膜ヘルニアがあります。

横隔膜に穴が開いているため、
胃や腸などの臓器が肺を圧迫する病気です。

治療をしなければ、生まれた後に
呼吸障害で亡くなるリスクがあります。

日本小児外科学会の集計によると、
超音波検査による出生前に横隔膜ヘルニアが
分かる割合は1998年が40%(73件)でした。

集計方法が変更されており、
単純比較はできないのですが、
2018年には71%(120件)に増えています。

また、出生後に分かったケースも
含めた死亡率をみると、

1998年は25%で、
2018年は5%に低下しています。

 

●治療につながる主な病気
横隔膜ヘルニア
横隔膜に穴が開き、
おなかの臓器が肺を圧迫する

完全大血管転位症
肺動脈と大動脈が入れ替わる

臍帯ヘルニア
腸や肝臓などの臓器が、
おなかから飛び出ている

胎児超音波検査の助成は?

検査には自治体の助成が
受けられるケースもありますが、
全額自己負担になる施設もあります。

通院する施設で、胎児超音波もしているか
どうか確認することが大切です。

検査を実施していない場合は、
近隣の施設を紹介してもらえるか
相談してください。

紹介してもらえない場合は、
インターネットなどで、
「胎児超音波外来」を探す方法もあります。

または、日本超音波医学会が認定する
超音波指導医や超音波専門医のいる

施設の一覧を検索して、
問い合わせてみてくださいね。   

●胎児超音波検査を受けるには
通院している施設で可能かどうか尋ねる
胎児超音波検査を行っていない場合
        ↓
近隣の施設を紹介してもらえるか確認。
または、日本超音波医学会が認定する
指導医や専門医のいる施設を探す
 

まとめ

いかがだったでしょうか?

胎児超音波検査によって、
横隔膜ヘルニアが見つかった場合でも、

修復手術を受けることで
後遺症もなく元気に過ごせます。

出産前に分かっていなかったら、
亡くなる可能性もあるので、

気になった場合には
ぜひ受けてくださいね。

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