音声認識商品のおすすめは?
話したことを文字で表示してくれる
デジタル商品が多数登場しています。
聴覚障害者と会話だけでなく、
マスクを着けてのパーティション越しの会話など、
コロナ禍のコミュニケーションにも役立ちます。
そこで今回は、音声認識商品のおすすめに
ついてお伝えしてまいります。
音声認識商品のおすすめは?
話した言葉を文字に変換する際に
活用されるのが、音声認識技術です。
クラウド上のサーバーで人工知能(AI)が
音声データを解析して、
スマートフォンのアプリなどに
文字として表示するのが基本の仕組みです。
この技術を使った
「マスク型」商品も登場しました。
ロボット開発の進行企業
「ドーナッツロボティクス」が
開発したスマートマスク「C-FACE」です。
市販のマスクの上から、
マスク型の薄い音声入力機器を装着して話すと、
連携するアプリに文字と手して表示されます。
約10メートル離れたスマホにも表示できます。
話した言葉を8ヵ国語に翻訳して
文字表示できるため、
空港の窓口や病院の診察室などで、
パーティション越しの会話を補助できそうです。
現在は羽田空港の特設サイトで
購入可能ですが、国内外からの反響は大きく、
今後、買える場所を増やす予定です。
商品名:スマートマスク「C-FACE」
発売元:ドーナッツロボティクス
価格:6930円
※羽田空港サイトの価格
特徴:「マスク型」の音声入力機器。
話した言葉がスマホのアプリに表示
スマホを持っていない高齢者向け商品もあります。
ソフト開発会社「ソースネクスト」が
2020年12月に発売した
「タブレットmimi(ミミ)」は、
電源を入れるとすぐに使える「筆談機」です。
小型タブレットほどの大きさで、
脇に置いて会話すると即座に
大きな文字で表示されます。
高齢者や聴覚に障害のある方に使ってもらって、
会話の楽しさを感じてほしいということです。
商品名:タブレットmimi
発売元:ソースネクスト
価格:3万4980円
※利用開始2年後から 月額1100円がかかる
特徴:画面の文字が大きく、扱いやすい。
誰かと話す時、近くに置いて使う
話したあとに指でスマホなどの画面をなぞると
文字が浮かび上がるアプリ
「しゃべり描きアプリBiz」もあります。
聴覚障害者にマスクをしたまま話しかけても、
話しかけたタイミングさえ
理解してもらえない場合があります。
画面を指をでなぞって文字を
表示させることでアクションが生まれ、
スムーズなコミニュケーションが可能です。
商品名:しゃべり描きアプリBiz
発売元:三菱電機、兼松コミュニケーションズ
価格:1ライセンスあたり 月額550円
※iPhone、iPad向け。ダウンロード無料
特徴:法人向け。画面を指でなぞった軌跡に文字が表示される。
2端末で同時利用も可能
●音声入力の仕組みの一例
1.音声入力
↓
表示 3.アプリに表示
↓ ↑
2.音声データ送信 ↑
↓ ↑
クラウド上のサーバー
AIが音の並びを解析して
単語に変換し、文字化する
日本能率協会総合研究所の推計では、
音声認識関連商品の支持用規模は
2021年度に400億円、
2022年度に600億円をそれぞれ超えて、
2023年度に1010億円に達する見通しです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
認識精度は今後とも
向上することが予想されます。
話したことがより早く
正確に表示されるようになれば、
様々な場面で活用する
機会が増えるかもしれませんね。
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