高額な医療や介護の費用を軽減する制度は?高額な医療や介護の費用を軽減する制度は?

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高額な医療や介護の費用を軽減する制度は?

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年齢を重ねると、医療や
介護の費用負担が高額になりそうで
不安になりますよね。

そこで今回は、高額な医療や介護の費用を
軽減する制度についてお伝えしてまいります。
 

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高額な医療や介護の費用を軽減する制度は?

医療や介護は、公的保険制度を利用すると、
かかった費用の1~3割を負担します。

それでも積み重なると負担が
重くなることがあります。

医療と介護のそれぞれについて、
1ヶ月の支払いのうち、

自己負担の「上限額」を超えた分が
払い戻される仕組みがあります。

さらに年額の負担でも上限額を超えた場合、
払い戻しを受けることができます。

年額計算には医療と介護の
合計額が用いられます。

月額と年額による2段階の仕組みで、
月額の仕組みとしては、

医療費と介護のそれぞれで
費用が払い戻されます。

医療は「高額療養費」という制度です。

年収400万円で、
医療費の自己負担が3割の人が、
医療費に100万円かかった場合を考えてみます。

病院の窓口で30万円を支払いますが、
上限額を超えた21万円ほどが
後から戻ってきます。

実質的な自己負担は
9万円ほどで済む仕組みです。

介護は「高額介護サービス費」という制度で、
同様に上限額を超えた分が払い戻されます。

8月から、一定以上の収入がある世帯は
上限額が引き上げられるので注意が必要です。

同じ世帯に、
介護サービスを使う人が

複数人いれば、合計した自己負担額に対し、
上限額を超えた分が払い戻されます。

医療も介護も支出が複数の月にわたれば、
負担が大きく無視できません。

その際には年額ベースの
「高額医療・高額介護合算療養費」という
制度で対応します。

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医療と介護の自己負担を合わせた
1年間の支払額が、
上限を超えれば払い戻されます。

前述の月額ベースの
制度と合わせて利用できます。
 
手続きの注意点としては、
どの制度も原則、申請が必要です。

制度ごとに、収入額や年齢による条件、
対象となる費用などが決められているので、
確認が必要です。

●高額な入用や介護の費用負担を軽減する仕組み
月単位         高額療養費 
高額介護サービス費   上限額を越えた医療費が
上限を超えた介護費が  払い戻される
払い戻される       ↓
    ↓        ↓
     自己負担額を合計    
         ↓
        年単位
     高額医療・高額介護
       合算費用
  介護費と医療費の合計負担額のうち、
  上限額を越えた文が払い戻される

まとめ

いかがだったでしょうか?

手続きは市区町村や加入先の
医療保険の窓口で行います。

事前手続きをすれば、
病院の窓口などで払い戻し分を
差し引いて支払うこともできます。
   

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