コロナワクチンのアレルギー反応の症状や確率、リスクはどれくらいある?コロナワクチンのアレルギー反応の症状や確率、リスクはどれくらいある?

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コロナワクチンのアレルギー反応の症状や確率、リスクはどれくらいある?

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新型コロナウイルスの
ワクチンの接種が一般にも広がり、

接種に伴って起こる急性のアレルギー症状
「アナフィラキシー」に注目が集まっています。

重いショック症状に至ることもありますが、
発生頻度はまれです。

対象法もあり、過度な心配は
不要だとされています。
 
そこで今回は、コロナワクチンの
アレルギー反応の症状や確率、

リスクはどれくらいかについて
お伝えしてまいります。

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コロナワクチンのアレルギー反応の症状は?

アナフィラキシーは、
アレルギーのもとになる物質(アレルゲン)が
身体に入ることで起こります。

医薬品のほか、虫刺されや
食べ物をきっかけに発生し、
命に関わることもあります。

複数の臓器に症状がみられます。

1.皮膚、粘膜症状(全身の発疹やかゆみ、口や舌のただれ)
2.深呼吸症状(呼吸困難、強い咳など)
3.循環器症状(血圧低下、意識障害)
4.消化器症状(嘔吐、下痢など)
のうち、

少なくとも2項目があれば、診断されます。

●アナフィラキシーショックとは
アレルギーのもとになる物質(アレルゲン)が
身体にん侵入することにより、
複数の臓器に急性の症状が起こる。
命にかかわることもある。
医薬品のほか、虫刺されや食べ物でも起こる

どういう時に診断される?
・アレルギーを疑わせる皮膚、粘膜症状
・呼吸器症状(呼吸困難、強い咳など)
・循環器症状(血圧低下、意識障害)
・消化器症状(嘔吐、下痢など)
以上、二つに当てはまる場合

コロナワクチンのアレルギー反応の確率はどれくらいある?

現在、日本で摂取されている
コロナワクチンは米ファイザー社製と、
米モデルナ社製です。

厚生労働省は、コロナワクチン接種に伴う
アナフィラキシーについて、
製薬企業などに報告を求めています。

6月13日までにファイザーから
報告されたのは、1470件でした。

このうち国際基準に該当した
アナフィラキシーは238件で、

この間の接種回数は約2300万円で、
100万回あたり10件でした。

インフルエンザワクチンの場合の
発生頻度(100万回あたり数件)より高いものの、
かなり低い確率です。

多くは、接種を受けてからから
30分以内に発症します。

年のために、重いアレルギーを
起こしたことなどがある人は

接種から30分、それ以外の人は15分、
会場にとどまり、様子をみます。

発症者に対応するため、
接種会場には、アドレナリンの注射や
血圧計などが備えられています。

かゆみや発疹など症状が軽いなら、
抗ヒスタミン薬を飲み、

血圧や脈拍、呼吸などを
確かめながら、慎重に経過をみます。

呼吸困難や意識が不確かになるなど
深刻な症状がみられたら、

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医療従事者による
アドレナリンの注射が必要です。

その上で、酸素吸入や点滴などができる
医療機関に搬送され、治療を受けます。

一方、5月に承認され、職域接種などで
使われているモデルナのワクチンについても、

アナフィラキシーと疑われる事例が出始めており、
6月13日の報告がありました。

ただし、いずれも国際基準では
情報不足のため判断できない、
とされています。

●新型コロナウイルスワクチンの摂取に伴うアナフィラキシーは?
・大半が30分以内に発症
・100万回あたり10件
(ファイザー、6月13日まで)
      ↓
集団接種会場、個別接種の
医療機関などでは、アドレナリンや
血圧計などを備える

●その他の特徴
・国内での発症者のうち9割以上が女性
・ファイザー製、モデルナ製には、
 化粧品などにも使われるポリエチレングリコールが含まれており、
 原因ではないかとの指摘がある

コロナワクチンのアレルギー反応のリスクはどれくらいある?

厚労省によると、
コロナワクチン接種に伴う
アナフィラキシーを起こした人も

迅速、適切に対処しているため、
大半は回復しています。

接種を受ける人が増えても、
接種会場できちんと備えて、
命を守ることが大切です。
  
国内で、アナフィラキシーを
起こした人の9割以上は女性でした。

現在、接種に使われている
ファイザー製とモデルナ製のワクチンには、

ポリエチレングリコール(PEG)が含まれています。

化粧品の成分にもなる化合物です。

これがアナフィラキシーの
原因物質となっている可能性を
指摘専門家もいます。

日本アレルギー学会は3月、
コロナワクチンの接種に伴う

アナフィラキシーのメカニズムや診断、
治療などに関する提言を公表しました。

●もしアナフィラキシーショックが起こったら?
1.呼吸や意識、皮膚の状態を確認
2.助けを呼ぶ
3.アドレナリンを注射する
4.酸素投与ょすることも
5.血圧、脈拍、呼吸などを確かめる

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回のワクチンは、
新型コロナの発症を防ぐ効果が非常に高く、

ほとんどの人にとっては、
リスクより便益が高くなります。

リスクを恐れすぎず、
積極的に接種を考えてくださいね。

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