公的年金に上乗せする私的年金の仕組みとは? 公的年金に上乗せする私的年金の仕組みとは?

生活

公的年金に上乗せする私的年金の仕組みとは?

スポンサードリンク

老後の備えとして、
国民年金(基礎年金)と

厚生年金の「公的年金」に
上乗せする仕組みがあります。

この上乗せ仕組みは
「私的年金」とも呼ばれるが、

どんな企業に勤めているかなどで、
活用できる仕組みは異なります。

そこで今回は、公的年金に上乗せする
私的年金の仕組みについて
お伝えしてまいります。
 

スポンサードリンク
  

公的年金に上乗せする私的年金の仕組みとは?

働き方が多様化する中、
様々な制度を利用して
老後資金を準備するメリットは大きいです。

ただ、税制面で有利な
資産形成ができる一方、
解約が難しい場合もあります。

それぞれの仕組みを
よく理解することが重要です。

会社員の場合、企業年金と言われる制度を
企業が用意している場合があります。

退職金代わりの意味合いが強い制度です。

掛け金額が約束され、
個人の運用実績により給付額が変わる
企業型確定拠出金(DC)、

将来の給付額が約束される
確定給付企業年金(DB)などがあります。

企業型DCは従業員が
運用リスクを負って、

投資信託などによって将来受け取る
年金を運用する仕組みです。

DBは、原則として企業側が
運用リスクを負って年金資金を管理します。

会社が用意している
企業年金の内容を把握せず、
退職時になって受取額を知る人も多くおり、

特に企業型DCは、
自分で運用や管理をしなければ、

資産を増やすことも受取額の見通しを
立てることもできないので注意しましょう。

まずは会社の総務や人事の部署に
仕組みの有無を尋ね、

ある場合は、実際に自分の企業門金が
どのような状況日確認することが重要です。

スポンサードリンク

企業年金には税制上の優遇がある
というメリットもあります。

企業型Dの場合、会社からの掛け金は
給与扱いとならないため

所得税・住民税がかからず、
運用益は非課税です。

実際に老後に受け取る際には
一時金の場合は「退職所得控除」、

年金の場合は「公的年金等控除」が受けられます。

●公的年金と上乗せする仕組み
   個人型確定拠出年金(iDeCo)
  国民年金基金   企業年金
  または    ・企業型確定拠出年金
  付加年金    (企業型DC)
         ・確定給付企業年金(DB)
          ・厚生年金基金

          厚生年金
       国民年金(基礎年金部分)
  自営業者   会社員、公務員など  専業主婦など  

※公務員には年金払い退職給付がある。企業年金のない場合がある。

まとめ

いかがだったでしょうか?

税や社会保険の負担が
大きくなってきている中では、
これらの税制優遇は大きなメリットです。

老後資金を有利に手元に残しうる
手段として賢く活用してくださいね。

関連記事:確定拠出年金idecoの改革と拡充でどうなる?
     企業年金とは何か、その仕組や運用の選び方は?



-生活
-