特化型デイサービスとはなに、その活用の仕方は? 特化型デイサービスとはなに、その活用の仕方は?

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特化型デイサービスとはなに、その活用の仕方は?

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デイサービス(通所介護)には、
筋力アップのトレーニングを中心とした

「リハビリ特化型」の施設や、
認知症の人の受け入れに
強い施設などもあります。

目的や状況に合わせて
うまく活用すれば、

心身の健康や快適な
生活につながりそうです。

そこで今回は、
特化型デイサービスとはなに、
その活用の仕方について
お伝えしてまいります。

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特化型デイサービスとはなに、その活用の仕方は?

前回、「デイサービスの1日のスケジュールその中身は?」
一般的なデイサービスのイメージとして、
朝から夕方まで、食事や入浴をしたり、

体操やレクリエーションを楽しんだりして
過ごす例を紹介しました。

特化型のデイサービスでは、
日中に何をして過ごすかが
大きく変わってきます。

リハビリ特化型では、
それぞれの体力や状態に合わせて
マシンを使った筋力トレーニングをしたり、

理学療法士や柔道整復師などの
下でストレッチをしたりします。

健康状態に合わせた生活指導を
受けられる施設もあります。

自立した暮らしを後押しするのが目的で、
施設での滞在時間は午前中だけ、

午後だけ、と短くして、
昼食や入浴介助といったサービスは
提供しない施設が多いようです。

利用者には、比較的元気で、
体力維持のための運動に興味がある人が多く、

交流の時間や、介助が中心の
一般的なでサービスとは、
活動の重点が違います。

介護が必要な程度が低い、
要支援1、2の人が利用できるのも特徴です。

リハビリ特化型のデイサービスは、
専門家の指導を受けながら、
継続的に体を動かせます。

住み込みに慣れた自宅で、
なるべく自立した生活を
続けたいという人におすすめです。

●特色のあるデイサービスの例
リハビリ特化型
筋力トレーニングや、
健康な生活のための指導が中心。
3~4時間程度が多い

認知対応型
症状に合ったレクレーションや生活動作の
トレーニングを行う。定員12人以下

一般的なデイサービス
食事、入浴のほか、体操、
レクリエーションなど幅広いニーズに対応

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料金の水準は一般的な
デイサービスとほぼ同様です。

例えば、要介護1の人が
「3時間以上4時間未満」利用した場合は、
1回400円程度(自己負担1割の場合)
です。

個別にリハビリを受けたり、
入浴、食事のさーゾスを
利用したりした場合の費用は別途かかります。

デイサービスには「認知症対応型」もあります。

入浴や食事、排泄の介助といった
一般的なデイサービスの内容に加え、

塗り絵など手を動かすレクレーションや、
椅子に座ったまま行うトレーニングなど、
脳の活動を意識した予定が組まれています。

定員が12人以下と少人数なのも特徴です。

認知症の症状は人それぞれですが、
専門の知識を持つ看護師や作業療法士らが、

一人一人にきめ細かい
対応を心がけてくれます。

スタッフの配置やケアが手厚いことから、
利用金は少し高めです。

例えば、要介護3で、
「7時間以上8時間未満」利用すると、
1日1200円程度(同1割の場合)
です。

東京都の
「弥生高齢者在宅サービスセンター
       認知対応型通所介護」では、

利用者宅で選択する衣類を預かって、
滞在中に洗うサービスも提供しており、

ヘルパーのような役割も担い、
家族の負担軽減も含めた
幅広いサポートをしています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

一般のデイサービスでも運動はしますし、
認知症の人も受け入れています。

特色のある施設を選ぶか、
一般のデイサービスにするか、

ケアマネージャーに
希望する過ごし方を伝えて、
よく相談してください。

自宅が送迎の範囲内かどうかや、
食事などの追加利用金の確認も大切です。

関連記事:親の介護の相談はどこにすればいい、費用負担は?デイサービスの選び方は?
     デイサービスの1日のスケジュールその中身は?



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