仏壇処分の方法や仏壇じまいの費用の目安、トラブルを回避するには?

親や祖父母の高齢者施設への
入居や死去を機に、

実家の処分とともに
仏壇の扱いに困る人が増えています。

自宅に引き継ごうにも、
サイズが大きいと置き場所に苦労します。

そこで今回は、仏壇処分の方法や
仏壇じまいの費用の目安、

トラブルを回避するには
どうすればいいのかについて
お伝えしてまいります。

仏壇処分の方法や仏壇じまいの費用の目安、トラブルを回避するには?

高齢化や核家族化進む中、
跡継ぎおらず、「墓じまい」や
「仏壇じまい」を検討する人が増えています。

子や孫の負担を考え、
終活の一環で処分を進める人もいます。

特別養護老人ホームの相部屋に入ったり、
経済的に余裕がなかったりする場合は

仏壇を処分するか、位牌や遺影だけを
持ち込むケースが目立ちます。

また、施設に持ち込む私物の量によっては
仏壇を搬入できない場合もあり、
事前の確認が必要です。

処分をする際には、
自治体に確認した上で、
粗大ごみに出す人もいます。

大阪市は2019年度と20年後に
それぞれ1200基以上を回収しています。

ただ、お仏壇は仏様や
代々のご先祖様をまつるものです。

感謝の気持ちを込めて
供養することも大切です。

処分する前に菩提寺の僧侶に
本尊の魂を抜くなどの法要を
してもらうことを勧めています。

菩提寺がわからない場合は、
最寄りの仏具店や、業界団体の

全日本宗教用具協同組合の
加盟店に相談するのがよいでしょう。

洋間にも合う小さな仏壇への買い替えや、
部品や装飾を再利用してリメイクする
方法を聞くことができます。

こうした処分にかかる費用は僧侶へのお布施、
搬出費、処分費の三つに大別されます。

費用は地域や依頼先で異なりますが、
搬出費は一般に仏壇が大きいほど高くなります。

最近は法要の手配から一括で
引き受ける専門業者もありますが、

なるべく複数の見積もりを取り、
手続きの進め方や料金を
比較した方がよいでしょう。

仏具店の中には、仏壇の買い替えや
リメイクをしない場合は
処分の相談に応じないところもあります。

処分前には仏壇の引き出しや小物入れに
現金や貴金属など大切なものが

入ったままになっていないか、
チェックしておきましょう。

わかりにくいところに
隠し戸棚を備えた仏壇もあります。

心を込めて掃除しながら確認し、
その上で、後でトラブルにならないよう、

家族や親類で処分の是非を
よく話し合って置くことも重要です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

仏壇は供養のよりどころですので、
慌てて処分を進めて後で
後悔しないように注意してくださいね。

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