特養老人ホーム とは どんな施設、かかる費用の目安は? 特養老人ホーム とは どんな施設、かかる費用の目安は?

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特養老人ホーム とは どんな施設、かかる費用の目安は?

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訪問介護やデイサービスを利用しながら
自宅で暮らす生活が難しくなってきたら、

介護サービスを受けられる施設への
入居を考えタイミングかもしれません。

そうした施設の代表的なものが、
「特別擁護老人ホーム」です。

全国に約1万500施設あり、
約62万人が暮らしています。

そこで今回は、

お伝えしてまいります。
 

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特養老人ホーム とは どんな施設、かかる費用の目安は?

特養では、高齢者3人に対し、
介護や看護の職員が1人以上配置されていて、
食事や入浴、排泄などの際、
手厚い介助を受けられます。

24時間の見守り態勢があり、
夜中に急に気分が悪くなった時なども
心細くなさそうです。

居室は、個室や、4人部屋の
多床室などがあります。

それぞれの居室で寝起きしながら、
日中は大きな部屋で
他の入居者らと食事したり、

レクレーションを楽しんだりして
過ごすというのが、
基本的な生活のイメージです。

実は、訪問介護になどの
住宅サービスと違い、

特養は、希望すればすぐに
利用できるというわけではありません。

まず、原則として、介護の必要性が高い
「要介護3」以上の人が対象になります。

要介護3以上でも、約29万人が
入居待ちの「待機者」となっています。

立地などにもよりますが、
入居の順番が着るまでに、
2~3年かかることも少なくないようです。

この順番は、単純な先着順ではありません。
施設が本人や家族と面談し、

要介護のほか、「身寄りがない」
「介護している人が入院した」などの
生活状況も考えて決めます。

基準は市区町村によっても
違いがあるようです。

毎月、介護サービスを受けるための
基本利用料(自己負担は原則1割)のほか、
部屋代と食費がかります。

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基本利用料の自己負担は要介護度が
高いほど増える仕組みで、
月1万円台後半から3万円台前半です。

国が目安として示す部屋代と食費は
月に計7万~10万円ほどですが、

施設によって違うほか、
預貯金の学や世帯の収入などで
減額される仕組みもあります。

特養では、入所から退所までの
期間は平均3年半で、
看取りを行う施設も耐増えています。
 

●特別擁護老人ホームの例
生活
・食事、入浴(週2回以上)、排泄の介助を受けられる
・日中はレクレーションなど。面会や外出も可能
・高齢者3人に、職員1人以上。24時間の見守りあり

居室
・「個室」型や、4人部屋の「多床室」型などの施設がある。
  1人あたりの広さは、10.65平方メートル以上

対象者
・原則「要介護3」以上。介護を担う家族の
 入院など特別な事情があれば、
「要介護1~2」で入居できる場合も

費用
・介護費(原則1割負担)と部屋代・食費の合計で、
 月に13万円程度(ユニット型個室の場合)

まとめ

いかがだったでしょうか?

施設によって個性がありますから、
申し込む前にしっかり見学することが大切です。

職員やお年寄りの雰囲気、
施設内の臭いなどをみずから
確かめてみてくださいね。

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