墓じまいの手続きの流れと費用の相場は? 墓じまいの手続きの流れと費用の相場は?

冠婚葬祭 生活

墓じまいの手続きの流れと費用の相場は?

スポンサードリンク

親や自分が歳を取ると、
お墓参りも容易ではなくなるため、

生活スタイルに合わせた供養の方法に
切り替える必要が出てきます。
 
そこで今回は、墓じまいの手続きの流れ
と費用の相場についてお伝えしてまいります。

スポンサードリンク
  

墓じまいの手続きの流れと費用の相場は?

少子化や晩婚化、
未婚率の高まりといった要因で、

昔ながらの墓を守ることに
こだわらないという意識が広がっています。

就職などで都会へ出て地元と疎遠になって、
菩提寺との付き合いが面倒というケースや、

夫婦でも一緒の墓に入ることを
望まないケースも増えています。

墓じまいの後の新たな供養法には、
遺骨を粉状にして海や
山へまく「散骨」のほか、

ヘリウムガスを注入した大型バルーンで
上空数十キロへ送ったり、

専用のカプセルに入れてロケットで
打ち上げたり「宇宙葬」などあります。

●墓じまいの手順の流れ
親族に相談、合意を得る
     ↓
菩提寺など墓地の管理者に連絡、承諾を得る
     ↓
新しい墓を用意する
     ↓
墓のある自治体から改装許可証を取る
     ↓
開眼供養(魂抜き)をして墓から遺骨を取り出す
     ↓
新しい墓へ納骨
     ↓
墓の区画から墓石を撤去、
更地に戻し、管理者へ返却

※新しい墓を建てるケースの主な手続き。
 

将来、子や孫の負担にならないようにと
墓じまいを考える人が増えていても、

自分の子に墓を継がせようとしても、
墓は「祭祀財産」といっても

相続財産ではないため、
必ずしも子に継がせるものではありません。

子が承継で場合は、
親族に打診にしてください。

墓地規約の範囲内の親族なら、
継承できます。

お参りしたいという親族の意向を
無視してすすめるのはやめましょう。

菩提寺がン利する墓の場合は、
親族内で継ぐものがいないという事情を伝えて、
承諾を得る必要があります。

スポンサードリンク

墓がある自治体で「改葬許可証」を取得する際、
書面に住職の署名をもらったり、

遺骨を持ち出す歳に供養してもらったします。

手続きを円滑にすすめるためにも、
長年、供養してもらったことへの
感謝も忘れずに。

墓じまい後に、遺骨をどこへ移すかも
慎重に考える必要があり、

散骨業者へ依頼すれば、
海や山への散骨もできます。

様々な企業の参入が相次ぎ、
供養の在り方はますます多様化しています。

故人を弔う気持ちを持ち続けるのであれば、
形に拘る必要がなくなるかもしれません。
 

●墓じまいでかかる費用の相場
新しい墓を建てる
100万円~350万円
※このほか、管理料やお布施が
 必要になる場合も

永代供養にする
・個別タイプ 30万~150万円
・集合タイプ 10万~40万円
・合葬墓   5万~50万円
・樹木葬   10万~100万

海や山などに散骨する
・海  5万~40万円
・山  6万~20万円
・宇宙 50万~100万円
※このほか粉骨費用が
 必要になる場合も

まとめ

いかがだったでしょうか?

墓じまいには、お金と手間、
時間がかかります。

しかし、墓を放置して、
あれた状態にしてしまうことだけは
避けてくださいね。

・親族内で自由分な合意を得る
・長年、供養してくれた菩提寺への感謝を忘れずに

関連記事:墓じまいの手続きや流れ、改葬の費用の目安は?
     墓じまいや改葬のトラブルと注意することや手続きの流れは?



-冠婚葬祭, 生活
-,