高齢者のクレジットカードの更新や見直しのポイントは?
インターネット上の買い物サイト利用者や
多額の現金を持血歩かない人にとって、
クレジットカードは便利です。
ただ、高齢になると複数のカードを
適切に管理するのも大変ですよね。
そこで今回は、高齢者の
クレジットカードの更新や
見直しのポイントについて
お伝えしてまいります。
高齢者のクレジットカードの更新や見直しのポイントは?
退職後の高齢者は、
消費活動が縮小するため、
保有枚数は1~2枚で十分な場合が多いです。
クレジットカード会社、
ジェーシービーの調査(2020年度版)によると、
60歳代の平均保有枚数は、
男性で4枚、女性で3.3枚でした。
複数のカードで支払っていると、
利用履歴や支払期日を
把握するだけでも大変ですので、
保有枚数の見直しを考えてみましょう。
高齢期の生活で、カードの出費管理に
振り回されることは大きな負担となります。
ただ、カードのない生活が
難しいのも事実です。
そこでカードの契約内容にも
注目しましょう。
定年後は、年会費が無料のものに
切り替えるのがお勧めです。
その上で、生活様式や趣味に
合わせて選んでみてください。
例えば、利用する買い物サイトが
固定しているなら、
ポイントが優遇される提携カード、
旅行頻度が高いなら、
鉄道の運賃が割引になる
カードといった具合です。
利用限度額も見直しましょう。
盗難被害時や不注意による紛失の際に、
第三者に不正に利用されて、
損害が補償されない事態もあります。
限度額の引き下げは、
被害拡大の予防策にもなります。
現役時代より収入が減ることを考えると、
1ヶ月の利用頻度は一般的に
20万~30万円もあれば十分です。
カード会社の会員サイトから
簡単に変更できる場合もあります。
クレジットカードは
基本的に借金なので、
使いすぎの恐れがあるなら、
デビットカードに切り替えることも選択肢です。
ネツト決済などで制限を
受けることもありますが、
金融機関の口座残高以上の
支出はできないため、
過剰消費を防げます、
●定年前後のクレジットカード見直しポイント
・保有枚数を1~2枚に減らす。
ただ、すべて解約してしまうと不便になることも
・年会費は基本的に無料のものに。
ライフスタイルや趣味などに合致したカードを選択する
・限度額も確認。現役時代の利用実績などで
高く設定されているようであれば引き下げを検討する
まとめ
いかがだったでしょうか?
キャッシュレス決済の広がりもあって
浸透しつつありますが、
生活様式の変化に応じて、
見直しを検討してみてくださいね。
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