給湯器が故障しても交換できない?故障させないために注意することは?

家庭用給湯器がコロナ禍の
影響で品薄になって、

故障しても交換できない可能性が
出てきています。

寒い時期には故障しやすくなるため、
例年以上に注意が必要です。
　
そこで今回は、給湯器が故障しても
交換できない原因と、

故障させないために注意することについて
お伝えしてまいります。

給湯器が故障しても交換できない?故障させないために注意することは?

給湯器の納期が遅れている理由として、
大手メーカーのリンナイでは、

ガス給湯器や給湯リモコンは、
シリーズ全品が通常より納品までに
時間がかかっています。

ノーリツも、一部製品で
購入者の希望の納期では
対応ができなくなっているということです。

夏頃から、ベトナムなど
関連工場がある地域で

ロックダウン（都市封鎖）が相次ぎ、
部品の供給が滞ったことが原因です。

現在は封鎖が解除され、
生産体制は回復するとみられていますが、

予断を許さない状状況で、
今冬、故障すると、交換する機器が
用意できない可能性も高いです。

給湯器はおよそ10年が標準使用期間ですが
それより早く故障する場合もあり、
使い方に気を付けましょう。

要注意なのが、入浴剤です。

給湯器や風呂釜を炒める成分が
入っている入浴剤もあり、

商品の裏に「風呂釜や浴槽を傷めません」などと
記載されたものを選んでください。

異音がするなど、いつもと違う状況になったら、
早めに点検を依頼しましょう。

ガス給湯器の不具合は、
不完全燃焼や火災など重大な
事故につながる恐れもあります。

故障したと思ったても、
そうではない場合もあり、
留意しましょう。

湯の温度が上がらない場合、
浴槽の給湯口のフィルターが

目詰まりしていることもあり、
ゴミを取り覗くだけで温度が安定します。

給湯リモコンが動かなくなった場合、
実は乾電池タイプで、

電池を替えるだけで通常通り
作動するようになることもあります。

給湯器の品薄によって、
新築住宅の着工や引き渡しにも
遅延が生じています。

給湯器なしで住宅を引き渡す
ケースはさすがに少なく、

予定と違う機種を取りあえず
設置するなどして対応して、
引き渡すことが多いようです。

予定していた機種への交換時期などを
文書で交わしておくことが必須です。

今後、給湯器の入荷が
復活すると見込まれますが、

引渡しがラッシュになり、
アフター保証や不具合が発生した場合の

相談窓口などについて説明が
おろそかになる可能性もあります。

●今冬、給湯器で注意したいこと
故障させないために
・給湯器や風呂釜を炒める成分の入った入浴剤は使わない
・異音など原因不明の状況に気づいたら、早めに業者へ相談

壊れたと思ったら
・湯温が不安定であれば、浴槽の給湯口のフィルターを掃除する。
　目詰まりが原因の場合も　
・給湯リモコンの乾電池などもチェック
　

まとめ

いかがだったでしょうか?

給湯は生活基盤の一つですので、
意識して臨んでくださいね。

関連記事:家族を見守りできるサービスやアプリは?
　　　　 水回りのリフォームのポイントは?