おひとりさまの生前契約と終活のポイントは? おひとりさまの生前契約と終活のポイントは?

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おひとりさまの生前契約と終活のポイントは?

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一人暮らしだと、
入院時などの身元保証人が

必要になったことをきっかけに、
自分の終活が不安になりますよね。

「おひとりさま」の場合、
頼れる家族や親族がいないケースが多く、

本人が亡くなった後、誰に葬儀や
部屋の片付けをしてもらうかが
問題となります。

そんな場合、死後の手続きなど
を代行してしてくれるNPO法人などと
「生前契約」を交わすのも選択肢です。

そこで今回は、
おひとりさまの生前契約と
終活のポイントについて
お伝えしてまいります。

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おひとりさまの生前契約と終活のポイントは?

生前契約には入院時の身元保証人や
生活支援などの「生前事務」と、
死んだ後の「死後事務」の2段階があります。

終活に関する生前契約を扱う
「りすシステム」では
この2段階について、

終末期医療の希望や葬儀の方法などを
本人とやりとりしながら企画書にまとめて、
必要予算を確認して契約します。

標準的な契約なら100万円程度必要で、
死後の希望の多さ片付ける
家の広さに応じて費用が変わります。

身近に頼れる家族のいない場合、
自分が認知症になった時への備えとして、
「任意後見契約」も選択肢になります。

契約は公証人が作成する
「公正証書」とすることが多いです。

死後事務は、弁護士や司法書士、
企業などでも契約を受け付けている。

ひつぎに入れてほしい写真や
祭壇に飾ってほしい花といった
細かい希望を聞いてくれることもあります。

ただ、自分が継承している先祖代々の
お墓に入る人は中位が必要です。

自分の死後墓の継承者が
いなくなってしまう場合は、
寺や霊園から断られるケースがあります。

その場合、継承者を探したり、
「墓じまい」をしたりする必要があります。

お一人様の場合、終活をしていることを
意識的に周囲の人に伝えて置くことが大切です。

駆けつけた親族らが生前契約に気付かず、
契約が履行されないケースもあります。

担当のヘルパーや民生委員、
勤務先等に終活をしていることを
伝えて置くのも手ですね。
 

●おひとりさまの終活のポイント
□「終活している」と周囲に伝える
□死後の発見が遅れないように見守りサービスを利用するのも手
□認知症になったときのための「任意後見契約」も検討
□遺産やペットの扱いを考えておく
□希望する墓に入れないこともあるので寺や霊園に確認

また、遺産を相続させたい身内がいない場合は、
社会貢献活動をする団体などに寄付をする
「遺贈寄付」という方法があります。

遺贈寄付の良さは、
老後に好きなだけお金を使って、
死後残った分から寄付できることです。

そのため、老後資金の不安感がありませんし、
遺贈寄付する場合に、

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遺言書で記すのが確実で、
少額でも可能です。

遺贈寄付には全財産を寄付する
「包括遺贈」と、金額や不動産を指定する
「特定遺贈」があります。

包括遺贈では、本人の負債も
寄付先が負うことになります。

受け付けていない団体も多いので
事前確認が必要です。

また寄付額が大きくなるほど、
トラブルは起きやすい傾向にあります。

司法書士や弁護士に相談しながら
手続きをすすめるのがよいでしょう。

おひとりさまは、
「遺産を残したい人がいない」と、
遺言書を残さない人も多いのですが、

親やきょうだい、甥や姪もいないという人は少なく、
疎遠ですが相続人がいる場合が少なくありません。

こうした親族が集まって行う遺産分割協議は、
手数料や手間がかかり、
不満が残ることもあります。

お金は元気なうちに使ってほしいのですが、
残った分を応援したい団体に託すことは、
満足度の高い使い道の一つです。

●生前契約できる死後事務
・火葬、納骨葬儀の方法
・不用品の処分
・賃貸住宅の退去手続き
・個人情報に関する書類の適切な処分
・ペットの処遇
・デジタル記録の消去
・年金や保険、公共料金などの停止、解約手続きなど
・知人への死亡の連絡 

死後事務の企画書のイメージ
葬儀 □不要 □必要
コンセプト・演出など[ ]
会場[ ]
遺影 □不要 □必要[ ]
参列 □不要 □必要 参列してほしい方[ ]

お骨の処遇
方法 □墓地などに納骨 □収骨しない □散骨
処遇の時期 □火葬後なるべく早く □四十九日頃 □その他[ ]

家の片付け・不用品の処分
処分方法
□[ ]に相談の上処分
□リサイクル可 □全て処分 □その他[ ] 

資産価値のある道産について
□[ ]に差し上げる □現金化する
□全て処分 

まとめ

いかがだったでしょうか?

生前契約をしておくと、
法人が家族の代わりになってくれますので、

死後に確実に実施してくれる状態まで
用意しておくと安心ですね。

・次の世代を支援する遺贈寄付も手
・頼れる人がおらず、死後の希望を
 確実に叶えたいなら生前契約
   

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