新社会人のスーツ選びの基本は?

新生活がスタートする春が近づいていますが、
真新しいスーツで社会人になったことを
実感する人も多いでしょう。

そこで今回は、男性向けの仕事着として
スーツ選びの基本について
お伝えしてまいります。
　

新社会人のスーツ選びの基本は?

コロナ禍でリモートワークが広がり、
リラックスした服装で仕事をすることも
珍しくありません。

対面する機会が貴重になっている分、
うまく着こなして自分を
アピールしてみましょう。

シルエットは身体にフィットした
タイプが今風です。

1着目なら色は濃紺（ネイビー）がお薦めです。

基本の色ともいえ、
仕事に真面目に取り組むような
安心感を与えてくれるからです。

柄は無地が基本ですが、
ピンストライプも遠目には
無地に見えるので仕事向きです。

太めの人にとって濃い色は
体形をすっきりと見せることができ、
ストライプはそれを強調できます。

ジャケットの前合わせには
シングルとタブルがありますが、
新社会人ならシングルが無難です。

ダブルは重厚な印象を与えるので、
社会経験を積んだ人のほうが似合います。

前を留めるボタンは、
二つボタンが今の主流で、

上のボタンだけを留めるのが
正しい着方です。

袖の長さは、中にキルシャツの袖が
1.5センチ程度見えるのが
すっきりとしています。

丈は、お尻が隠れる程度にすると
全体のバランスがよく見えます。

パンツを選ぶ際のポイントは、
腰回りのタックの有無です。

タックがあると太もも部分がゆったりとして
カジュアルな印象になります。

仕事でキルことを優先するなら
ノータックを選んだ方がよいでしょう。

丈は、革靴を履いたときに
裾が軽くたわむぐらいの状態に調整します。

これぐらいの丈を
「ハーフクッション」といいます。

購入は専門店がよく、
大型店、百貨店のテナント、
個人の紳士服店などがあり、

専門店では既製品でもサイズを
細かく用意しています。

国内ブランドの方が日本人の
体形に合ったスーツがそろっています。

ただ、体形にフィットすることを
重視するならオーダすると
間違いはありません。

今は数万円で作れるお店もあります。

型崩れを防ぐため、
ジャケットを掛けるハンガーは
肩部分に厚みがあるものを用意しましょう。

パンツは挟み込むタイプのハンガーがよく、
裾を挟めば腰回りの重さで
自然にしわが伸びます。

パンツを折って一般的なハンガーにかけると
折じわができてしまうので注意しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

服は自分を演出する道具にもなります。

相手にどう思ってもらいたいかを
考えてスーツを選んでくださいね。

関連記事:ビジネススーツとカジュアルの違いやコーデの注意点は?
　　　　 ワークスーツや作業着スーツのコーデのポイントは?