腰曲がりの予防や改善させるにはどうればいい? 腰曲がりの予防や改善させるにはどうればいい?

健康 生活

腰曲がりの予防や改善させるにはどうればいい?

スポンサードリンク

腰や背中が曲がってきたけど、
「年だから仕方がない」と
諦めていないでしょうか。

悪化すると歩行や立ち仕事がつらいなど
生活の質の低下につながります。

近年では、体への負担が少ない手術が
できるようになってきたほか、

軽度であれば筋力トレーニングなどで
進行を防いだり、

症状を緩和したりする方法もあります。

そこで今回は、腰曲がりの予防や
改善させる方法について
お伝えしてまいります。

スポンサードリンク
  

腰曲がりの予防や改善させるにはどうればいい?

「立っているのがつらく、台所仕事ができない」
「カートがないと歩くのがしんどい」などの
「腰曲がり」に悩んではいないでしょうか?

原因で最も多いのは、
背骨の老化です。

骨と骨の間でクッションの役割を
果たす椎間板がつぶれて、
背骨が曲がってしまいます。

背骨の圧迫骨折も原因の一つで、
骨粗しょう症になりやすい女性に多く、

痛みがないため、
自分では気付かないこともあります。

急に背が縮んだり、
背骨がまるくなったりしていれば
医療機関を受診しましょう。

変形が合っても痛みや
日常生活への支障がなければ、

必ずしも治療は必要ではありませんが、
進行すると歩行や姿勢の維持などに
影響が出ることもあります。

体が「く」の字になることで、
腹部が圧迫されて食事がとりづらくなったり、

胃の中の食べ物が逆流する
「逆流性食道炎」を引き起こしたりします。

生活への影響が深刻な場合には、
手術が検討することになります。

椎間板が押しつぶされた部分に
人工の椎間板を挿入し、
背骨を正常な形に戻します。

近年は傷口が小さく、
体に負担の少ない手法が普及し、
80代で受ける人もいます。

腰が曲がった見た目を気にして
引きこもりがちになる人もいます。

そのため、治療を受けることで
動くのが楽になるだけでなく、

気持ちが前向きになったり、
外出などの活動が増えたりなど、
心身共に良い影響も期待できます。

軽度の場合には、
ストレッチやトレーニングなどの
リハビリを中心とした治療になります。

前に倒れた上半身を引き戻し、
姿勢を保つための筋力を向上させることで、

変形が進むのを防ぎ、
歩くのがつらいといった
症状の改善も図ります。

腹筋背骨の強化はもちろん大切ですが、
背骨の強化はもちろん大切ですが、

スポンサードリンク

背骨を支える土台となる
下半身を鍛えることも重要です。

例えば、片足を後ろに上げる運動では、
お尻にある大殿筋を鍛えられます。

筋トレだけでなく、柔軟性を高める
ストレッチを合わせるとよいでしょう。

椅子に座ったまま背中反らしたり、
上半身を前に倒したりするなど、
簡単な動作でもよいですよ。

痛みがあるときは運動するべきか
迷う人も多いでしょう。

そのような場合は、
まず医療機関を受診して、
痛みの原因を見極めてください。

圧迫骨折などは運動を
控える必要があります。

石から運動しても
かまわないと言われれば、

運動後に痛みが
ひどくならない程度で行いましょう。

一般的にリハビリが効果的なのは
軽度の腰曲がりですが、

手術を検討する重度の人でも、
まずリハビリを試してみてください。

変形は直せませんが、
痛みなどの症状が軽減したり、
動きやすくなったりする可能性はあります。
   
骨は10代後半をピークに老化が始まります。

腰曲がりが顕著になるのは
60、70代が多いですが、

40、50代から徐々に
進行していることもあります。
  
 

●腰曲がりの予防、改善のための運動
※1日に2~3セット行うと効果的

下半身
両手を上に伸ばして壁につき、
片足を伸ばしたまま後ろに上げて10秒保つ。
左右交互に5回ずつ

腹筋
背もたれにもたれずに座り、
背筋を伸ばす。
片足をあげて10秒保つ。
左右交互に5回ずつ

背筋
両腕を肩と水平になるように上げ、
両肘をうしろに引きながら胸を張る。
そのまま10秒をキープし、戻す。
10回繰り返す。

まとめ

いかがだったでしょうか?

筋トレやストレッチは
腰痛予防も兼ねて、

ぜひ早い時期から
実践してみてください。

やるかやらないかで、
数十年後に大きな差が出るはずですよ。

関連記事:腰痛が起きる原因や症状、治す方法や予防法は?
     側弯症の症状や治し方、診断基準は?



-健康, 生活
-,