災害時に高齢者の避難をどう支援する? 災害時に高齢者の避難をどう支援する?

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災害時に高齢者の避難をどう支援する?

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各地で災害が起きる度に、
離れて暮らす高齢の両親が
心配になりますよね。

そこで今回は、災害時に高齢者の
避難をどう支援ればよいのかについて
お伝えしてまいります。

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災害時に高齢者の避難をどう支援する?

まずは両親の住む家の災害リスクと
避難場所を確認しましょう。

自治体が作っている
ハザードマップを見ると、

洪水や土砂災害などで被害が
発生する危険性を確認できます。

避難先は、指定された避難場所にするのか、
安全な地域にある親戚や

知人の家なのかを
相談することも大切です。

自宅が安全な地域にある場合、
自宅にとどまり、
上の階に移動することなども選択肢です。

災害時に両親だけで
避難するのは難しい場合や、

避難に支援が必要な高齢者や障害者らが
避難する方法などを事前に決める

「個別避難計画」の作成が、
2021年から市区町村の努力義務になりました。

計画では、避難先や経路、
避難を手助けしてくれる人などを
決めておきます。

作成してもらうには、
避難に支援が必要な人として、

自治体が作る名簿に
載っていることが前提です。

掲載基準は、介護の必要性や
同居家族の有無など、
自治体ごとに異なります。

作成は、地域の人らと話し合います。

民生委員や自主防災組織などが
中心となったり、

福祉の専門職が助言してくれたりする
自治体もあります。

ただ、作成を担う人の不足などで、

全て作成済みの自治体は
2020年10月現在、1割にとどまります。

災害が迫った場合、
災害の恐れがあるレベル3では、

自治体が出す「高齢者等避難」
高齢者や障害者は危険な場所から避難します。

普段から防災訓練に参加するなどして、

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地域の人から気にかけてもらえる
関係を作ることが大切です。

●高齢者ら支援の必要な人の避難
地域の人らと話し合って、
個別の避難計画の作成
支援の必要な高齢者  民生委員・自主防災組織・
             福祉の専門職ら
      ↓      ↓
       計画の内容例
      ・氏名、連絡先
      ・避難する場所
      ・避難の経路 
      ・避難を支援してくれる人
      ・服用する薬
      ・日常で利用する
       介護サービス 
      ・ケアマネージャー
       などの担当者

●避難のタイミング
警戒レベル  避難情報等  取るべき行動
レベル5  緊急安全確保  身の安全を確保
レベル4  避難指示    この段階までに避難
レベル3  高齢者等避難  高齢者は避難
レベル2  大雨注意報など
レベル1  早期注意報

まとめ

いかがだったでしょうか? 
 
災害時に備えるためには日頃から
家族や地域の人の協力が
欠かせませんね。
  

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