運転免許証返納の特典や車の維持費と交通費の比較などの注意点は?

通院や買い物など
高齢者の外出を助けるシルバーカーは

腰掛けの代わりになり、
荷物も楽に運べる便利な用具です。

体の状態や用途に合うものを選び、
正しい操作で使うことを
心がけたいところです。

そこで今回は、シルバーカーの選び方や
注意点についてお伝えしてまいります。

シルバーカーの選び方や注意点は?

シルバーカーはホームセンターや
福祉用具点などで扱っています。

価格は２万～３万円台が主流です。

折り畳み式で財布などを入れる袋や
座面が付いたものが多いです。

座面に見せ買い物かごを載せて
ショッピングカートのように
使えるタイプもあります。

両手でハンドルを押して歩く構造ですが、
あくまでも自分のちから出歩ける人が対象です。

歩行時に体重をかけて寄りかかったり、
車いすのように座ったまま動かしたり
できるように設計されていません。

介護保険は使えませんが、
購入費用を補助する自治体もあります。

選び方としはまず、
本人が試すことが大切です。

使う目的や段差の有無など経路の状況、
折り畳んで電車に乗るかどうかなど、

具体的な利用場面を
思い浮かべると運びやすいです。

ハンドルの持ちやすさや座面の高さ、
持ち運ぶ際の重さの確認をし、

折り畳みやすいか、
ハンドブレーキや車輪をロックする

駐車ブレーキがかけやすいかも
チェックしましょう。

製品安全協会が定める
安全基準を満たした製品に与えられる
「SGマーク」も選ぶ目安になります。

使い方も気をつける必要があります。

駐車ブレーキを外し忘れたり、
ハンドブレーキを握ったまま
押したりする人がいますが、

タイヤがすり減って、
ブレーキが効かなくなる危険があります。

歩道などの段差を
無理に乗り越えようとすると
バランスを崩して転び兼ねません。

エスカレーターや電車に
押したまま乗るのも

事故につながるので
絶対にしないでください。

また、踏切をわたる　
時はレールの隙間に車輪が挟まらないよう、
線路に対して直角に横断します。

使う前に毎回、ブレーキの利き具合を確かめて、
本体にへこみやひびがないかを点検します。

タイヤ回りは泥がはねて汚れやすく、
放置して置くとサビの原因にもなりますので、
定期的に乾拭きして手入れてしましょう。
　
足腰が弱るなど体の状態が変化すれば、
介護保険でレンタルできる
歩行車に切り替える必要もあります。

●シルバーカーを安全に使うポイント
使用前の点検項目
・ブレーキをかけた時、
　確実に車輪がロックできるか
・ハンドルは左右同じ高さになっているか
・本体の破損や部品の欠損がないか

使用時の注意点
・腰を掛ける時は必ず駐車ブレーキをかける
・歩道の段差は無理に乗り越えない
・エスカレーターや電車に押したまま乗らない

まとめ

いかがだったでしょうか?

製品選びや使い方で困ったことや
分からないことがあれば、
メーカーに気軽に相談してくださいね。
　　

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