個人型拠出年金 iDeCoイデコとは? 個人型拠出年金 iDeCoイデコとは?

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個人型拠出年金 iDeCoイデコとは?

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自分で掛け金を出して運用し、
その結果次第で将来の受取額が決まる
個人型確定拠出年金「iDeCoイデコ」ですが、

勤め先の会社が掛け金を負担する
企業型確定拠出年金(企業型DC)の加入者が
10月からイデコに入りやすくなります。

そこで今回は、
個人型拠出年金 iDeCoイデコとは、

どのようなものかについて
お伝えしてまいります。

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個人型拠出年金 iDeCoイデコとは?

イデコは、自分で掛け金を毎月出して
投資信託や保険商品などで運用し、
実績に応じて受取額が変わります。

掛け金は全額所得控除されるので
所得税と住民税が安くなるほか、

運用途中の利益は非課税になるほどの
メリットがありますが、
60歳まで原則受け取れません。

老後資金を準備する時に検討しましょう。

住宅購入や子供の教育準備には
向いていません。

企業型DCも掛け金を会社が
負担する点を除き、
イデコと同じ仕組みです。

退職給付制度の一つとして
導入する企業が増えています。

ただ、これまで企業型DCと
イデコ併用している人は
企業型DC加入者の一部のみです。

イデコ加入を認めることに
労使が合意して

企業型DCの規約を変えることなどが
必要なためです。

10月から制度改正で
規約変更などの必要がなくなり、
イデコに入りやすくなります。

ただし、掛け金額は企業年金の有無や
種類などによって異なります。

例えば、国民年金に入っている自営業や
フリーランスの人は

月額6万8000円まで掛けられますが、
企業型DCなど企業年金の加入者は
それより少ないです。

10月から、企業型DCのみに
加入している場合だと
5万5000円から企業型DCで

会社が負担する掛け金(事業掛け金)の
月額を差し引いた金額と、
2万円との少ない方が上限となります。

例えば事業主掛け金が3万円だと、
5万5000円-3万円=2万5000円と
2万円を比べてるので、

少ない方の2万円が
月額の掛け金と上限です。

事業主掛け金の額は人によって異なるので、
勤め先に問い合わせましょう。

10月から企業型DCの
加入者サイトにログインすると

イデコに掛けられる上限額が個別に
表示される予定なので参考にできます。

企業型DCで状主掛け金に
加入者が掛け金を上乗せする
「マッチング拠出」制度がある場合、

マッチング拠出を続けるか、
イデコに切り替えるか選択します。

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マッチング拠出を含め企業型DCの
口座管理手数料は会社持ちですが、

事業主掛け金を上回る掛け金は
認められています。

初めてイデコに加入する際に
気をつけるべきポイントについては、

長い付き合いとなるので、
金融機関をじっくり調べて選んでくださいね。

毎月かかる口座管理手数料の額、
商品の品ぞろえは
金融機関によって異なります。

電話で問い合わせできる時間帯や、
窓口で応対してくれるかといった
利便性も様々です。

「iDeCoナビ」など、
各金融機関の商品・サービスを

比較できるサイトがあるので、
参考にしてもよいですね。

また、無理のない範囲内で掛け金額を
設定する必要があります。

掛け金の額は年に1回変更できるので、
ライフステージに合わせて
柔軟に変更することも考えましょう。

失業や病気など、万一の時には、
掛け金支払いを一時的に
ストップできることも知っておきましょう。

●企業型DCとイデコの比較
    企業型拠出年金(企業型DC) 個人型拠出年金(イデコ
掛け金     会社負担      本人負担(全額所得控除)

手数料     会社負担      本人負担
 
選択できる 会社のラインナップ   本人が選んだ
商品                金融機関のラインナップ

受け取り        原則60歳以降

税制の  ・運用益は非課税
メリット ・受け取り時は課税。ただし、優遇処置あり
  

まとめ

いかがだったでしょうか?

マッチング拠出を優先したうえで、
事業主掛け金が少なかったり、

会社の商品ラインナップに
希望する商品がなかったりする場合、

イデコへの切り替えを
考えてもいいですよ。

 
 
関連記事:イデコとは何、その仕組みや上限額は? 
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