高齢者の塗り絵のコツやポイントは? 高齢者の塗り絵のコツやポイントは?

生活

高齢者の塗り絵のコツやポイントは?

スポンサードリンク

大人向けの塗り絵が、
認知症予防としても注目され、
関連本も多数出版されています。

絵が苦手でも、色絵鉛筆があれば、
気軽にできてやりがいもあり、
脳の活性化も期待できます。

そこで今回は、高齢者の塗り絵のコツや
ポイントについてお伝えしてまいります。

スポンサードリンク
  

高齢者の塗り絵のコツやポイントは?

簡単だと思って始めてみても、
うまく塗るには頭を使います。

指先を使って、縁をはみ出さないように
細かく塗る作業は脳を刺激するため、

指をどう動かすかなど思考や
運動をつかさどる「前頭葉」のほか、

空間的な位置関係や全体の
バランスを考える時には「頭頂葉」、

色分けや形などの特徴を
細かく捉える時には

「側頭葉」が特に活動し、
認知症の予防が期待できます。

塗り絵の最初の題材は、
よく知っている花や果物がお勧めです。

色を理解しているため取り組みやすく
慣れたら風景やなどに
戦するようにしましょう。

昔の風景や思い出のある草花など
懐かしさを感じる題材は、
落ち着いた気持ちでてきます。

昔の記憶を呼び起こす
「大脳辺縁系」が活性化し、
脳の他の部分活動も高まります。

脳は作業が手慣れて来ると
活動が落ち着いてしまうので、

より難しいものに挑戦すると
活発化しやすくなるので、
少しずつ難しい絵にしてください。

●色鉛筆での塗り方のコツ
・広い部分は、やや寝かせて平塗する
・右上から左下など、一定方向に塗るとムラなく塗れる
・重ねて塗る時は、明るい部分や色が薄い部分から塗る。
 色を重ねると深みが出る
・グラデーションは、一つの色鉛筆で
 塗る回数を変えて表現する
・植物なら花など主題を先に塗り、
 葉など周辺を塗ってから再び主題を調整します。

スポンサードリンク

最初は自己流で塗るよりも
色付きの手本通りに塗るのがよいでしょう。

陰影や立体間など微妙な色の表現は、
何色かの塗り重ねが必要で意外に難しくなります。

そのため、まずは関連本に掲載された
手本のように仕上げるのを目指してください。

表現方法は、関連本でも解説されています。

カルチャー教室などに参加するより
理解が深まり表現の幅が広がります。

色鉛筆は、多彩な色の表現が
できる30色程度を用意するのが望ましいです。

取り組む頻度は月数回程度でもよく、
長く続けられるよう、
気が向いた時に30分程度集中します。

時間帯は昼間の自然光のほうが、
目にも負担になりません。

塗り絵は自宅で一人でしてもよいし、
教室やサークルに参加すると
仲間ができて楽くなります。

会話をしたり、他の作品を参考にしたり、
仲間に褒められたりすると気が高まります。

自宅で学に入れて玄関などに
飾るのもお勧めです。

客や家族に見てもらうと、
やりがいにもなります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

サークルが行っている展示会に出品したり、

コンテストに応募したり
してみるのも目標になりますよ。
  

関連記事:認知症高齢者の熱中症対策や予防の仕方は?
     特化型デイサービスとはなに、その活用の仕方は?




-生活
-