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脇の多汗症の原因や治療法は?

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脇の下などに大量の汗をかいてしまう
「多汗症」は仕事や勉強など
生活に支障を来す場合もあります。

脇の多汗症向けに、
副作用が少ない塗り薬が登場するなど、
治療の選択肢が広がっています。

そこで今回は、
脇の多汗症の原因や治療法について
お伝えしてまいります。

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脇の多汗症の原因は?

脇の多汗症は、
明らかな原因がないにもかかわらず、

脇の下に過剰な発汗が
6ヶ月以上続く病気です。

週に1回以上、
汗が多いと感じる場面があるなど、

六つある項目のうち二つ以上が
当てはまると診断されますが、
原因は不明です。

厚生労働書の研究班によると、
患者は20~30歳代が中心で、

発汗の平均年齢は19.5歳で
国内の有病率は5.7%にのぼります。

洋服の汗染みが気になったり、
外出や趣味、運動が
億劫になったりする人がいます。

1日に何度も服を取りかえる
必要があるほど重症の人もいます。

●脇の多汗症とは
原因となる病気がないのに日常生活に支障をきたすほど、
脇から過剰な発汗が続く病気

生じる問題
・洋服のしみが気になる
・他人との会話に集中できない
・外出や趣味、運動が億劫になる

診断基準
□発汗が25歳以下
□左右対称に発汗がある
□睡眠中には発汗が止まっている
□週1回以上、多汗の場面がある
□家族歴がある
□それらにより日常生活に支障をきたす
※過剰な発汗が明らかな原因のないまま6ヶ月以上認められ、
 2項目以上が当てはまる

脇の多汗症の治療法は?

多汗症は、長く体質の問題と
捉えられてきましたが、

日本皮膚科学会が2010年に
診療指針と診断基準をまとめました。

治療は、薬物療法や手術などで、
8割以上の人は薬で改善します。

最近は、選択でききる薬が増えており、
少ない副作用で快適な生活が
送れるようになっています。

薬物療法は、塗り薬である
塩化アルミニウム薬と、

ボツリヌス菌の毒素による
「ボトックス注射」が以前からあります。

最初に使われる塩化アルミニウム薬は、
汗の成分と結びつき、
汗の出口をふさぐ効果があります。

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効果がない重症のケースでは、
脇の下の15か所ほどに
ポトックスを注射します。

発汗を促す神経信号
「アセチルコリン」の分泌を抑えます。

ただし、塩化アルミニウム薬は、
保険適用の薬がなく、

約半数の人に皮膚のかぶれや
赤みが現れます。

ボトックス注射は保険適用ですが、
1回あたり2万円程度と高額で、
効果は半年ほどで弱まります。

新たに2020年に保険適用されたのが、
脇の多汗症の塗り薬の
「ソフピロニウム」です。

ゲル状の薬成分が、
汗腺の受容体にくっついて

アセチルコリンの結合を防ぎ、
発汗を抑えます。

1日1回、脇の下に塗ります。

重症の人を対象にした臨床試験では、
5割以上の人は6週間で汗の利用が
半分以下になりました。

皮膚のかぶれや赤みの副作用は
5%程度でした。

この薬と同様の作用をもつ
「グリコピロニウム」
も保険で認められ、
5月に発売されました。

1日1回、薬液が染み込んだシートで
脇の下を一拭きする使いきりタイプです。

●主な治療の流れ
診断→塗り薬(塩化アルミニウム薬:ソフピロニウム)
     ↓ 
   効果がない場合  
     ↓
   ボトックス注射
     ↓
   効果がない場合
     ↓ 
    塗り薬
     +
   ボトックス注射

まとめ

いかがだったでしょうか?

汗をかくことは悪いことではありません。

ただ、汗が多すぎて
困るようであれば、

一人で悩まず、
医療機関に相談してくださいね。
  

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