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慢性疼痛の症状やその原因、治療法は?

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3ヶ月以上持続する痛みを
「慢性疼痛」と呼びます。

痛みの感じ方には個人差があり、
加齢や心理、社会的な要因が
関係する可能性があります。

国内の患者数は2000万人以上との推計もあり、
関連学会などが診療指針を作成し、

国は診療耐性や患者向けの
相談窓口の整備を進めています。

そこで今回は、慢性疼痛の症状や
その原因、治療法について
お伝えしてまいります。

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慢性疼痛の症状は?

痛みは、多くの人にとって身近な症状です。

2019年の厚生労働省の
国民生活基礎調査によると、

病気やけがなどの
自覚症状のうち男女ともに、
多いのが腰痛と肩こりです。

女性では、手足の関節痛が続きます。

負傷などで突然起こる急性の痛みは通常、
数日から数週間で収まるものですが、
何ヶ月も続くことがあります。

これが、慢性疼痛です。

●慢性疼痛とは
3ヶ月以上持続する痛み
国内の患者数は2000万人という試算も

訴える人が多い上位3症状
(2019年、国民生活基礎調査、
人口1000人あたり、複数回答)
男性    女性
腰痛 1位 肩こり
91.2人   113.8人

肩こり2位 腰痛
57.2人   113.3人

鼻汁・3位 手足の
鼻づまり  関節痛
49.7人   69.9人

慢性疼痛の原因は?

慢性疼痛の原因には、
1.姿勢の悪さや骨の変形といった
影響で炎症が長引いたり、

病気などにより痛みを伝える神経に
異常が起きたりしている。

2.痛みに関わる神経が過敏になり、
少しの刺激でも痛みを感じる
ことなどがあると考えられます。

2.については、学校や職場での
人間関係のストレスなど心理、
社会的な要因が複雑に絡むとされています。

厚労省が設置した有識者検討会は10年、
慢性疼痛について提言をまとめました。

痛みは患者の生活の質を著しく低下させ、
就労困難を招くなど社会的損失が大きく、

診療・相談体制を構築するよう求めました。

これを受けて、厚労省は
患者向けの電話相談や、

診療に習熟した人材養成を目指す
事業を行っています。

厚労省は2022年度も、
地域の医療機関と連携した診察の実践や、

人材育成、診療の普及啓発を行う
モデル事業を展開しています。

全国八つの医療機関が指定を受けており、
近々地方では滋賀医大が選定されています。

●慢性疼痛の原因
急性の痛みが回復した後、
体の要因、心理社会的要因が複合して起こる可能性

体の要因 
骨の変形、姿勢異常など

心理、社会的要因
学校・・家庭・職場でストレスなど

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慢性疼痛の治療法は?

治療や診断などを巡る研究が進み、
厚労省研究班と痛みの
関連学会が連携して、

慢性疼痛に関する初の診療指針を
2018年まとめました。

2021年には、その改定版が出されました。

検査では異常がなく、
「何も問題はない」と医師に言われて、
医療機関を転々として悩む患者が多くいます。

治療の柱は、
1.ウォーキング、ストレッチ、筋トレなどの運動療法
2.痛みとどう向き合い、受け止めるかを学ぶ認知行動療法
3.非ステロイド性抗炎症薬やアセトアミノフェンなどを使う薬物療法

の三つです。

これらの治療で改善しなければ、
患部周辺などに麻酔の注射をする
「神経ブロック」を行うこともあります。

千葉県内の男性(65歳)は
新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、

2020年4月から在宅勤務で
パソコンの作業を続けていました。

次第に右親指の痛みが強くなり、
2021年6月から整形クリニックに通い、

痛みを抑える飲み薬による治療や、
関節の可動域を広げるための
運動療法などを受けてきました。

痛みをゼロにすることこだわらず、
痛みへの考え方を変えて、

生活の質を保つ方法について
医師に助言されたという男性は

「我慢できないほどではないので、
 痛みと付き合っていきます」と言います。

急性の痛みを訴え受診した
患者の多くは1ヶ月程度で痛みが治りますが、
このうち約2割が慢性疼痛になやまされています。

●慢性疼痛の治療法
運動療法
ウォーキング
ストレッチ
筋トレなど

認知行動療法
痛みに関する
知識や受け止め方を学ぶ

薬物療法
非ステロイド性抗炎症薬
アセトアミノフェン
抗うつ薬
オピエイド鎮痛薬など

神経ブロック
痛みがある神経周囲などに
麻酔薬を注射

まとめ

いかがだったでしょうか?

痛みが、重い病気を警告している
ケースもありますので、

我慢しすぎたり、
自己判断したりせず、

まずは地元の医師機関を
受診してくださいね。

厚生労働省の相談支援事業
「からだの痛み電話相談室」
0561-257-3000  
看護師が対応、相談料無料
月~金曜日午前9時~午後5時
(祝日や年末年始は休み)
 

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