障害年金と遺族年金の違いとは? 障害年金と遺族年金の違いとは?

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障害年金と遺族年金の違いとは?

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公的年金は老後の生活を支える
イメージが強いですが、

困った時に生活を支える
「障害年金」や「遺族年金」も含まれ、

要件を満たせば、
現役世代も受給対象となります。

そこで今回は、
障害年金と遺族年金の違いについて
お伝えしてまいります。

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障害年金と遺族年金の違いとは?

まず、病気やケガで障害を負ったときに
受け取れる障害年金を見てみましょう。

「障害基礎年金」は、
障害の原因となった病気や
ケガの初診日の時点で、

国民年金に加入中か、
20歳未満の人などが
受給の対象です。

20歳より前に障害を負った人は、
20歳になった日の
翌月から受け取れます。

国の定める障害等級
1、2級が対象ですが、

障害者手帳とは違う基準の等級なので
注意が必要です。

障害基礎年金の年額は、
1級は972250円、
2級は77万7800円(いずれも2022年度)で、
子の数に応じて加算されます。

厚生年金加入者が受け取れる
「障害厚生年金」は、

障害等級3級も対象で、
賃金水準や保険加入期間などで
額が変わります。

次に、遺族年金ですが、
「遺族基礎年金」と
「遺族厚生年金」の2種類があります。

いずれも、亡くなった家族が
生計を支えていた場合で、

年収850万円未満の
遺族が受給対象です。

事実婚でも生計を
維持されていたことが

公的書類などで
証明できれば受け取れます。

遺族基礎年金は、子供がいる配偶者と
子供が受給対象です。

また遺族厚生年金は、
妻の死亡時に、

夫が55歳以上の場合に、
受給対象となるなど、
細かい規定があります。

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制度が複雑なので、
受給できるのか年金事務所に
相談してみるといいでしょう。

いずれの年金も一定の納付期間を
受給要件としています。

学生時に保険料を払わず、
猶予の手続きをしなかった人が、

社会人となった直後に障害を負った場合、
受給できない事例もあります。

滞納などでヨウンを満たさない場合、
遺族年金や障害年金を

一生涯受け取れなくなる
可能性があるので、

納付できない時は免除や
猶予の申請をしてください。

●障害年金と遺族年金の違い
       基礎      厚生
 対象 障害等級1、2級  障害等級1~3級  

年額 1級97万2250円  賃金や加入期間
年   2級77万7800円  による
金  (子供の数に応じた
    加算もあり)

 対象 子供がいる    妻、55歳以上の 
遺   配偶者、子供   夫、子供、父母など

年額 100万1600円    賃金や加入期間による
金  (配偶者+子供1人
    の場合。子供の数
   に応じた加算あり)
  

まとめ

いかがだったでしょうか?

公的年金に現役世代の
不測の事態にも

備える仕組みが
あることの理解が必要ですね。

  

関連記事:障害年金の受給の仕組みや対象の病気は?
     障害年金とはどのようなものでその種類は?



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